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イマダの今だから言えること

第4戦 vs 日大医学部

投稿日時:2016/11/20(日) 19:44


11−10
勝ち切った。

本当に苦しい展開の試合だった。
でも勝った。
チームみんなの努力、本当に素晴らしかった。

筑波戦の敗戦から2日後の今週火曜日の練習前。
目標としていた相手に敗れ、優勝という目標もなくなった皆んなのモチベーションがどうなるか、練習がどうなるのか正直、不安だった。

湯浅のブログにもあったように、その心配は杞憂に終わった。

それぞれ何を思っているのかは分からないが、今週の練習もとても素晴らしい練習だった。
本当にカッコイイ男たちだ。

そして迎えた日大医学部戦。

6年生にとっては防衛医大グランドで行う最後の公式戦。
必ず勝って終わりたい。
そういう雰囲気が試合前から漂っていた。

そんな今日、防衛医大に入って初めてスタメンで公式戦に出場する男がいた。
3年生、得津礼記

防衛医大ラグビー部では貴重なラグビー経験者。
4月に赴任して初めて練習に参加した時に彼のプレーを見てすぐ、素晴らしい選手であることは理解できた。
しかし、怪我に泣かされリハビリを続ける日々。
心が折れそうになったこともあるだろう。
そんな辛い時間を乗り越え、ついに今日、背番号7を着けて初めての公式戦スタメン出場を迎える。


チームは今週の練習をそのままに素晴らしいウォーミングアップ

いよいよ、キックオフの時を迎える。

先週と同様、試合開始直後から苦しい展開。
能力の高いランナーを要する相手の攻撃に防戦一方の展開が続く
必死のDFで猛攻を凌ぐ。
先週苦戦したモール、サイド攻撃もしっかりと止める。
裏に抜けられてもFB小林を始め堅いバッキングDFで相手に得点を許さない。
そして15分。
ようやく敵陣に攻め込んでペナルティーを得る。
WTB代が距離のあるPGを沈めて3点を先制。
ここから流れを掴み、攻撃を畳み掛ける。
そしてFWがモールを押し込み得たペナルティーから最後は輿石がトライ!
ゴールは外れるも8−0として試合を有利に進める。

しかし、これまでの試合と同様にミスから流れを失ってしまう。

そして前半終了間際、ゴールラインを明け渡してしまい、8−5とされハーフタイム。

あと30分
どちらがミスなく我慢できるか。
そういう展開だった。

そして迎えた後半。

苦しい展開が続くも、シーズンを通して威力を発揮しているラインアウトDF、初スタメン得津のDFブレイクダウンでのターンオーバーで相手の攻撃を防ぐ。
そして数少ない敵陣に攻め入った機会に1PGを追加し、11−10とする。

しかし、終了3分前。
ミスとペナルティーから相手にゴールポストほぼ正面にトライを決められる。
ゴールが決まれば逆転。

相手キッカーにプレッシャーをかけに行く。
ボールは左にそれノーゴール。
執念がボールを外れさせたように思う。

その後のキックオフから再び相手に攻撃を仕掛けられる。
チーム一丸となって攻撃を凌ぎ、落ち着いてボールをキープし、最後はSO武川が蹴りだしてノーサイド。

DFの時間が多く、苦しい試合、厳しい試合をなんとか制すことができた。
ここぞという時の集中力が本当に素晴らしい。
スタメンだけでなく、リザーブ、けが人、マネージャー、チーム全員で掴み取った勝利。
誰か一人でも欠けていれば、勝つことはできなかっただろう。
初スタメン得津も顔を腫らして頑張った


さぁいよいよ来週は最終戦。

勝てば2位
負ければ入れ替え戦

今シーズン最後にして大きな山場を迎える。
湯浅キャプテンが率いるこのチームのラスト1週間
アツく後悔ない時間を過ごそう。
このチームの力を証明しよう
みんなの力で。。

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