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後悔と未来への展望 [ラグビー]

投稿日時:2017/06/18(日) 03:06

どうも皆さんこんばんは、およそ3ヶ月ぶりの更新となります、第2学年の栄裕介です。
今日は(もう既に昨日ですが…)千葉大学のラグビー部さんとホームで試合をさせてもらいました。
多数のOBの先生方のみならず、高橋洸元学生も応援に駆けつけてくれて、自然と気持ちが高まる試合でした。

糸球体腎炎による入院や指の骨折で、練習に参加できない期間が長かった自分にとっては、30分ハーフをフルで戦うのが初めての経験であり、ただただ今の自分にできる事を全力でやろう、という気持ちで臨んだ実質的デビュー戦。
期待よりも不安ばかりで始まった自分の出番。
結果は、はっきり言って「酷い」の一言。
体力、気力、根性、経験、判断…何もかもが、仲間に比べて明らかに、根本的に、圧倒的に足りていない。
30分間終始、自分だけが他の14人と違うゲームをしているか、あるいはただの足手まといだけれど、お情けでただ出してもらってるかのような余りにも情けない状況…
今まで1年やってきた練習は何だったのか?
自分だけ何も成長できてないんじゃないか?
ただ頑張ってる「つもり」なのでは?
今まで辛いことから逃げ回ってきたから、また逃げてしまってるのでは?
せっかくだから大学でこそは、と一念発起したものの、無駄だったのでは?
正直なところ、黒歴史として記憶から葬り去ってしまいたい、何もなかったかのように生きたい。
試合後からそんな考えばかりが頭を離れない。
でも、前を向かないと何も始まらない。
ここで目を逸らせば、それこそ昨日までの自分と何も変わらない。

"Stand up and walk. Keep going forward. "
"At least you have strong legs to take you there."
by Edward Elric
自分が初めて夢中になった「鋼の錬金術師」での名言、これを思い返して明日からまた頑張ればいい。
不器用な自分にできる事など、それ以外に何もないのだから。
ラグビーをやりたくても諦めざるを得なかった人もいるのなら、自分が頑張らなくてどうする?
明日も明後日も、ただ全力で闘う、それでいいじゃないか。

最後に同じく「鋼の錬金術師」から、ラグビーに何かしら通じると自分が思う名言を2つ紹介して終わろうと思う。

痛みを伴わない教訓には意義がない
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできないのだから
しかしそれを乗り越え自分のものにした時……人は何にも代えがたい鋼の心を手に入れるだろう
by 荒川弘(作者)

理想とか綺麗事と言うが それを成しとげた時
それはただの”可能な事”になり下がる
理想を語れよ
理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ
by ロイ・マスタング

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