フォワード日和 2017/6/18

離れじゃないです

投稿日時:2017/06/18(日) 18:49

こむら返り(腓返り、こむらがえり)とは、「腓(こむら)=ふくらはぎ」に起こる筋痙攣の総称で、「(足が)攣(つ)る」とも言われる。
特に腓腹筋(ふくらはぎ)に起こりやすいため、腓腹筋痙攣と同義とみなすこともある。
他にも指・首・肩などもこの症状と類似した状態になる場合がある。(
wikiより)

 

有痛性筋痙攣や筋クランプと呼ばれることもありますね。
どうも、試合の翌日は動けない齋藤謙太郎です。

六月も半ばに入り暑い日が少しずつ増えてきたように感じています。

先日の試合も風はあったものの日差しが強く、決して楽なものではありませんでした。

今回はこの試合の際起きた悔しいことについて書こうと思います。


冒頭からしてバレバレではありますが、今回のテーマは「足がつる」ことです。

攣ったことはある人はお分かりかとおもいますが、攣ってしまうとほぼ何もできません。

運動能力は半分以下となり、回復にも時間がかかります。

数的有利を作らなければいけないラグビーにおいては致命的な状態です。

今回は自身の反省も踏まえここに纏めたいと思います。


痙攣とは不随意に筋肉が激しく収縮することによって起こる発作のことを指します。

筋肉は、常に「どのくらい伸びているか」を神経を介して脳や脊髄といった中枢に発信しています。
それに応じて、中枢の出す「これくらい収縮してください」という信号をうけとることで、筋肉は正常に保たれています。

何らかの原因で、この、筋肉が「どれくらい伸びているか」伝える神経の仕組みが不調を起こすと、必要以上に「収縮してください」という信号が出てしまうことがあります。

その結果、筋肉が過度に収縮して、攣りが起こってしまうと考えられています。


色々な原因が見つかったのですが、我々に関係ありそうな原因は以下の四つになりそうです。

①ミネラルの乱れ

②筋肉の疲労

③エネルギーの不足

④水分の不足


<①について>

生理学を勉強した方ならお分かりかと思いますが、筋肉の収縮には様々なミネラルが関与しています。

特に筋肉の収縮に密接に関連するカルシウムやカルシウムの相方となって筋肉の動きを制御するマグネシウムはとても重要です。

また体内の水分量を一定に保ち、細胞内外の電位差をコントロールするカリウムやナトリウムの摂取も必要です。これらはカルシウムの濃度にも影響を与えています。


<②について>

激しく筋肉を動かすと筋肉は興奮状態になり刺激に過敏になります。

筋肉に疲労が蓄積している時に更に刺激を与えると、筋肉が必要以上に収縮してしまいます。


<③について>

②に関連しますが、エネルギーが不足してしまうと筋肉に過度な負担をかけることになるため疲労が蓄積しやすくなります。


<④について>

またまた②と関連しますが、水分が不足すると血液量も減少し循環に影響を与えます。

適切に循環が行われなくなることで疲労が蓄積されやすくなります。


さて、すでにお気づきかもしれませんが、この原因達はいずれも筋肉の異常の原因です。

しかし「足の攣り」は前述したとおり神経の信号の異常である筈です。

筋肉に異常が起きると、どうして神経の信号に異常が起こるのでしょうか。

これらを結びつけるもの、それは何でしょうか?


答え:わかりませんでした


原因は神経でなく、筋肉固有の問題があるといわれ、下位運動神経終末部での過興奮によるのではないかと考えられているが、特定には至っていない。(
wikiより)
Wiki以外にも調べたのですが、全て最終的にはあやふやな記述になっていました。
ですが上述した原因から発生することは確かなようなので、スポーツをするだけなら気にすることはないでしょう笑

もしくは誰か教えてくださいお願いします!!



では実際にスポーツをする際に足を攣らないようにするための予防法に焦点を変えます。


≪①ミネラルを取りましょう≫

~主なミネラルとそれを含む食事~

カルシウム:小魚やひじきなどの海藻類、乳製品

マグネシウム:大豆食品、精製されていない玄米などの穀物、アーモンド、ゴマなどの種子
       特に豆腐はにがりを含みカルシウムなどのミネラルも豊富

カリウム:バナナ、大豆、ひじき

ナトリウム:食塩

夏場は汗でミネラルを失いやすく慢性的に不足しがちなため、日ごろからの摂取が重要です。



≪②筋肉を鍛えよ≫

そもそも疲れなければ大丈夫なはず。


≪③エネルギーを蓄えよう≫

炭水化物の摂取について(橋本先輩に纏めていただいたものをお借りしています)

1週間前~
週の前半
→通常量
週の後半~前日→
1,5倍量
○試合当日栄養補給
朝食は確実に摂る

試合
3時間前におにぎり23個分の炭水化物摂取(プレマッチミール)
試合終了後
リカバリー食+オレンジジュース


≪④水分は「少量を頻回に」≫

(またまた橋本先輩に纏めていただいたものをお借りしています)

○1週間前~

1日
23㍑必要
1度に大量に摂っても汗や尿で出てしまい、細胞内の水分量を
keepできない
→1日に
200300ml10回程度で補給
カフェイン、アルコールは利尿作用があるため控えること

(お茶もノンカフェインのものをchoice)
水で
OK!!
○試合当日

試合開始
1時間前までに頻回に水、ノンカフェインのお茶などを摂取
試合中は、のどが渇く前に頻回に摂取(したい)

ミネラル摂取の観点から硬水を飲むといいという話もあるそうです。


≪⑤サプリメント・漢方もある≫

名前的に運動中というよりは睡眠時に足が攣ることを予防するのが主のようです。

漢方では芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が有名らしいです。



やたらスクラムが多かったとか、最近の筋トレが上半身中心だったとか言い訳なんていくらでも出せます。

しかしそんな情けないことを言っている場合ではありません。

書き損にならないようにこれらを意識して、大事な試合では攣らないようにしたいです。


間違い・付けたしなどあれば連絡お願いします!
























追記:二年生で勉強しなさすぎたため久々に生理学と生化学の本を開いたら頭が痛くなりました

後悔と未来への展望

[ラグビー] 投稿日時:2017/06/18(日) 03:06

どうも皆さんこんばんは、およそ3ヶ月ぶりの更新となります、第2学年の栄裕介です。
今日は(もう既に昨日ですが…)千葉大学のラグビー部さんとホームで試合をさせてもらいました。
多数のOBの先生方のみならず、高橋洸元学生も応援に駆けつけてくれて、自然と気持ちが高まる試合でした。

糸球体腎炎による入院や指の骨折で、練習に参加できない期間が長かった自分にとっては、30分ハーフをフルで戦うのが初めての経験であり、ただただ今の自分にできる事を全力でやろう、という気持ちで臨んだ実質的デビュー戦。
期待よりも不安ばかりで始まった自分の出番。
結果は、はっきり言って「酷い」の一言。
体力、気力、根性、経験、判断…何もかもが、仲間に比べて明らかに、根本的に、圧倒的に足りていない。
30分間終始、自分だけが他の14人と違うゲームをしているか、あるいはただの足手まといだけれど、お情けでただ出してもらってるかのような余りにも情けない状況…
今まで1年やってきた練習は何だったのか?
自分だけ何も成長できてないんじゃないか?
ただ頑張ってる「つもり」なのでは?
今まで辛いことから逃げ回ってきたから、また逃げてしまってるのでは?
せっかくだから大学でこそは、と一念発起したものの、無駄だったのでは?
正直なところ、黒歴史として記憶から葬り去ってしまいたい、何もなかったかのように生きたい。
試合後からそんな考えばかりが頭を離れない。
でも、前を向かないと何も始まらない。
ここで目を逸らせば、それこそ昨日までの自分と何も変わらない。

"Stand up and walk. Keep going forward. "
"At least you have strong legs to take you there."
by Edward Elric
自分が初めて夢中になった「鋼の錬金術師」での名言、これを思い返して明日からまた頑張ればいい。
不器用な自分にできる事など、それ以外に何もないのだから。
ラグビーをやりたくても諦めざるを得なかった人もいるのなら、自分が頑張らなくてどうする?
明日も明後日も、ただ全力で闘う、それでいいじゃないか。

最後に同じく「鋼の錬金術師」から、ラグビーに何かしら通じると自分が思う名言を2つ紹介して終わろうと思う。

痛みを伴わない教訓には意義がない
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできないのだから
しかしそれを乗り越え自分のものにした時……人は何にも代えがたい鋼の心を手に入れるだろう
by 荒川弘(作者)

理想とか綺麗事と言うが それを成しとげた時
それはただの”可能な事”になり下がる
理想を語れよ
理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ
by ロイ・マスタング

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