リレー日記 ~OB編~ 2011/4

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心はひとつ

[自衛隊] 投稿日時:2011/04/04(月) 15:40

(9期 徳野OBから託されたメッセージをアップします)

 専修医の皆さんご苦労様です。
 災害現場ではチームワークが何より大切です。ラグビーのALL FOR OEN, ONE FOR ALLの精神で乗り切って下さい。
もちろんここでいうALLとは医療チームだけではなく「東北」あるいは「日本」という意味です。ボランティア精神を是非忘れずに!
さて、益子先生より年寄りもちゃんと頑張っているということを報告せよとのことでしたのでちょこっとだけ報告です。

 11日の発災のときは群馬で被災しました。その後、6時間半かけて大学に戻り、待機がかかっていないことを確認して、12-13日は土日だったので東京の立川にある災害医療センターのDMAT本部のお手伝い(ボランティア?)に行ってきました。出発に当たっては、妻鳥教授(ラグビー部部長)の大英断によりOKをいただきました。(ありがとうございました。)
 DMATというのは、Disaster Medical Assistance Teamの頭文字で「災害派遣医療チーム」のことです。全国に1000チームくらいあって、何かがあると日本中から集まって来る民間の医療チームですが、その輸送や搬送(DMATチームが現地入りしたり、現地の患者さんを運んだりなど)の一部は自衛隊が支援しています。
 で、何をやったかというと、基本は電話番なのですが、民間の先生たちが自衛隊とコンタクトを取りたいときに、どこの部署に問い合わせたらいいのかというアドバイスを主にしておりました。後は、自衛隊の方にも今民間はこんなことやってますよみたいな情報を伝えてました。私個人の力でどこまでお役にたてかは不明ですが、それこそONE FOR ALLでございます。

 それでは、まだまだ東北は寒いようですが、派遣されている皆様もお体にお気をつけて!(9期 徳野)


岩手駐屯地より

投稿日時:2011/04/04(月) 07:03

日本最大の村 滝沢村にいます。25期 なかやつくる です。 4月2日、仙台駐屯地を出発、釜石高校救護所を経て岩手駐屯地医務室に入りました。 立ち寄った釜石高校救護所では発災当初から大活躍の東北方面衛生隊の新地、嶋田の両医官と会うことができました。 そして、僕ら25期ラグビーの唯一の癒しキャラであった自衛隊札幌病院勤務の畠中とも。 救護所にはこどもも沢山来ていたようで、畠中が作った小児科患者に対する指示が数多く準備されていました。 岩手駐屯地医務室では戦力回復のために駐屯地での休養に入っている隊員の診療を行っています。 屈強な自衛官。平時であれば多少の疲労など笑い飛ばしてしまいそうな隊員もそうとう疲弊しています。 それでも使命感に燃えまた前線の支援地へ向かって行きます。 所沢にいると現場の状況がまるで映画のようでしたが、前線の自衛官は本来得意とする業務ではない作業に真剣に身も心も削って働いています。 医務室での支援をあと数日間行った後に釜石救護所での勤務にあたります。

仙台発

投稿日時:2011/04/02(土) 07:07

東北派遣中の25期 なかやつくる です。 昨日は益子先生やラグビー部学生の見送りを受けて出発しました。 (昨日も朝イチでブログを書きましたが変な制限がかかっていたようで消しちゃいました。) 大学病院での専門研修中という立場でありながら教授やスタッフの先生方、自分も希望していながら僕のバックアップのために残留を選択してくれたラグビー部佐々尾先生のおかげで東北に来ることができました。 みなさん、ありがとうございます。 昨晩は、仙台駐屯地での教育を受け本日から各地へ派遣されます。 私は、当初、岩手駐屯地で発災から不眠不休で働いている自衛官の診療に当たります。 来週末あたりから釜石市の救護所診療、巡回診療を行います。 同じく派遣中の川嶋は別の地域に派遣されます。 大学で勤務しているラグビー部の陸上自衛隊専修医の三人が全員災害派遣の第一派を希望していることとラグビー部の雰囲気、ラグビーという競技の特性に関係があるのでしょう。 益子イズムとでも言うべきか。 その他のラグビー部OBも各地に派遣されています。 派遣先がわかれば紹介します。 岩手に向けてのパジェロより
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