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チームドクター見習い[リレー日記 ~OB編~]

 written by 中谷 創投稿日時:2011/12/20(火) 07:30

監督 25期 なかや つくる です

12月18日(日) 秩父宮ラグビー場に行ってきました。

スタッフの端くれとしてお手伝いをしている流通経済大学ラグビー部の一員として。
普段はラグビー部内の別チームの試合に行くことが多いのでトップチームに顔を出すのは久しぶり。

昨年度は大学選手権の裏で別チームのゲームがあったため選手権での秩父宮帯同は今年が初。
トップチームに帯同するドクターとしてのイロハを教えてもらうための参加でした。

選手、トレーナーが積極的に動いているなかで医者が直接手を出さなければならないことはあまりまりません。
優秀なトレーナーが忙しく働いているところで、医者でなければできない事項をチェック、適時適切に指示を出さなければなりません。 

数分単位、ときには数秒単位で動くトップチームの試合前スケジュールに滞りがでないようトレーナーと一体となって動く緊張感は僕らが知っている病棟業務の緊張感以上かもしれません。チーム全員が必死ですから。
病院での医者の仕事の裏をしらない、トレーナーやその他スタッフ、選手の前で医者として扱われるプレッシャーもなかなか普段と異質でどきどきしたりもします。
スポーツに限らず、病院以外で医者としてできる仕事をするというのは活動の幅も広がるし、刺激的でもあり楽しい生活が送れます。

いつか、どこかのチームを防衛医大ラグビー部OBで支えることができるようになればいいですね。


試合は・・マッシードリーム号にもありましたが、負けました。
今年はリーグ戦優勝を果たし初の正月国立が見えてくるかと思いましたが・・。残念。

一ラグビーファンとしては対抗戦とリーグ戦でゲームのスピード感、反応速度が違った気がします。
益子先生が書いていますがリーグ戦はキーマン(外国人選手が多数)頼り。キーマンのアタックで一度ゲームが止まる。
あとからサポートがわいてくるわけでもない。
それに対して対抗戦チームはサポートも早いし切り替え、スクラム・ラインアウトでの反応・工夫が随所に。
休んでいる時間も短い。
防衛医大もスピード感あふれるラグビーを目指しましょう。

負け惜しみみたいになりますが・・最後の慶應の態度は残念だった。
「伝統校、ルーツ校」を名乗っているチームがラストのキックオフ、インゴールからだらだらと歩き時間の浪費をする。レフェリーが急ぐようにジェスチャーしても誰も急ごうとしない。
勝利のため?疲れたから?どちらにしても所詮、対抗戦5位にしかなれない今年の慶應なんだと感じました。
防衛医大は益子イズム、妻鳥イズムで紳士的に勝利を目指します。

年末は学生より一足早くお休みをいただきまして花園ラグビー場に行ってきます。
今度はおしかけマッチドクター見習いとして。

波乱?[マッシードリーム号]

 written by 益子 俊志投稿日時:2011/12/19(月) 08:28

昨日、年末年始の戦いラグビー大学選手権の1回戦があった。前日晩茨城に帰って日立一高OB会父母会に出席し朝一で帰って来て秩父宮に行こうと思っていたが、ついつい飲み過ぎて帰ってきたのがお昼になってしまったので学校でテレビ観戦にした。チャンネルを切り替えながら5試合見ることができ面白かった。関東対抗戦グループは5校すべて1回戦を突破したが関東リーグ戦グループは関東学院大学の1校だけであった。リーグ戦優勝の流通経済大学は慶応大の低いタックルに苦戦し自滅した感じだった。リーグ戦2位の東海大は対抗戦4位だが上位校を苦しめた筑波大に最後の最後までもつれてPG差で惜敗。優勝候補筆頭の帝京大を除く対抗戦各校は留学生はいない。リーグ戦は2部3部まで留学生のいるチームがある。留学生が悪いとは思わない。その学校の考え方チームの作り方だから口をはさむつもりもない。しかし共通しているのは留学生がチームの核となって彼らが力で突破することが戦法になっている。昨日の流通経済大の二人のように慶応大にことごとく低いタックルで止められると機能しなくなり、他の選手がどうしていいのかわからなくなってしまう。チームは相手がどのように来ても対処できるようにしておくことが重要で引き出しを多く持ちどれを使うかはキャプテン、ゲームリーダーの仕事である。2回戦も面白そうだ。クリスマス決戦はどのチームに微笑むか楽しみだ。蛇足だが、今朝の新聞で早稲田大辻監督のコメントはいい内容だったという記事だったが、僕はそうは思っていない。8トライを取って上手く出来ていないところが霞んでしまっているのか、結構大事なところで大きなミスがあったように見えましたが大丈夫でしょうか。

幹部上級課程(医官・歯科医官)[リレー日記 ~OB編~]

 written by 中谷 創投稿日時:2011/12/13(火) 20:44

25期 なかや つくる です。

マッシードリーム号で紹介していただきましたがこの度、自衛隊の教育で賞をいただくことができました。
(正確には「教育部長賞」です。)

僕らが言う、「AOC」という課程です。卒後2年間の研修医生活、その後の部隊勤務(僕は習志野駐屯地医務室でした。)そして2年間の専修医生活(防衛医大整形外科で勉強しました。)を経たあとに勉強する陸上自衛隊衛生幹部の最後の義務教育です。

陸上自衛隊衛生の義務教育としては、卒後すぐに行く、2ヶ月の幹部候補生学校、研修医直後の2ヶ月間で学ぶ初級幹部課程(BOC 夏まで井中が勉強してました。)がありました。学生は自衛隊の学校に不安も感じるとは思いますがどれも楽しいいい思い出です。

AOCでは益子先生も書いて下さったとおり、2ヶ月半の間、「戦術」を中心に勉強をしてきました。

「戦術」といってもその道のプロになるわけではないので、基礎の基礎、陸上自衛隊共通の思考過程を学ぶ、知る、といったところです。

日本が攻められた!さてどうする?そのとき、衛生隊は何をする?どこに治療施設を建てる?患者をどう運ぶ?
そういったことを考え、計画を練り、書類を作り・・実際に富士演習場に行って訓練を行い・・
そんなことをしていました。

とは言っても、同期に助けられ、防大卒の優秀な3等陸尉に教えられ、なんとかかんとか形になった程度ではありましたが。

賞までもらってさらに強く感じたことは、自衛隊の訓練だってなんだって、結局のところは

「One for All, All for One」

てことでした。

同期、仲間は大切に。

廣瀬主将スタート[リレー日記 ~OB編~]

 written by 中谷 創投稿日時:2011/12/13(火) 20:36

監督 25期 なかや つくる です。

今日、しんしんと冷える所沢のグラウンドでチームが再始動しました。

前主将、山﨑の言葉にもありました、廣瀬を中心とする新チームです。

まだまだ、今年いじめ抜いた体をリカバリーするために体をほぐす程度の練習ですが
静かにスタートを切りました。

新体制での本格的な練習再開までにはまだ時間があります。
1年後、いい笑顔でこの季節を迎えられれば、と思います。

表彰[マッシードリーム号]

 written by 益子 俊志投稿日時:2011/12/12(月) 17:21

監督の中谷1尉が夏に指導官で防医大に戻ってきましたが、その後すぐに11月までAOC(幹部上級課程)に入校していました。これは医師の勉強ではなく幹部自衛官として戦術等勉強するもので、優秀な学生が表彰されます。中谷1尉は学生部長賞を授与されました。これは簡単なものではなくその期でトップにいなければ取れるものではありません。そういう意味では中谷監督は医師より一般幹部に向いているのかも(冗談です)。今回本人はかなり嫌がりましたが写真を無理やり取りました。入校中、他の人は宿泊していましたが、中谷1尉は練習のため所沢から通勤していました。言うことばかりではなく自分でもやることはやっているという証明です。だから敢えて写真も載せました。ラグビーに熱い奴は他の事でも頑張れる、できる、と言うことです。学生は見習ってほしいですね。

本人は相当照れていました。
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