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はしもとの日々雑感⑦[フォワード日和]

 written by 橋本 悠投稿日時:2016/11/20(日) 21:30

 日大医学部戦。11-10で辛勝。本当に危ない試合だった。ホーム最終戦だということもあり、気合は入っていたのだが、私はプレーでそれを示すことができなかった。他のメンバーにも申し訳ない。「魂のタックル」は来週の獨協戦に持ち越しだ。
 さて、今日のレフェリーは下井真介さん。東京学芸大OBで現在は都内で小学校の副校長先生をされている。実は、私がラグビーを始めるきっかけになった2010年の早慶戦の笛を吹いていたのは彼だ。そんな彼の笛でホーム最終戦を締めくくれたことは、非常に幸せだったと思う。(来週のシーズン最終戦を彼の笛で締めくくれれば最高だったけれど。(笑))
 個人的な話になるが、私は、小中高と学芸大の先生にはものすごくお世話になった。勉強することの面白さやスポーツでも芸術でも本気で取り組むことの大事さを彼らに教わったと思う。そして、大学でラグビーを始めるきっかけになった早慶戦にも、学芸の先生のかかわりがあった。ラグビーから本当にいろいろなことを学んだが、それは少なからず彼のおかげだと思っている。どうやら彼らとは切っても切れない縁があるらしい。(笑)
 そんな彼らの影響もあってか、私の専攻は小児科だ。他の診療科とは違って、人間の成長に直接に関与する科だ。学校の先生と一緒で、こどもの成長を間近に見ることができるのが魅力だと思う。そして、少なからずこどもたちに影響を与えることができる。若いいのちの可能性は無限大だ。いろいろな道が彼らには開かれているのだから。
 「今の私があるのは先生のおかげです。」と成長したこどもたちに言ってもらえるような医師になりたい。
 そう、学芸の先生たちが私に影響を与えてくれたように。
 それが彼らへの最高の恩返しになるはずだから。
 

第4戦 vs 日大医学部[イマダの今だから言えること]

投稿日時:2016/11/20(日) 19:44


11−10
勝ち切った。

本当に苦しい展開の試合だった。
でも勝った。
チームみんなの努力、本当に素晴らしかった。

筑波戦の敗戦から2日後の今週火曜日の練習前。
目標としていた相手に敗れ、優勝という目標もなくなった皆んなのモチベーションがどうなるか、練習がどうなるのか正直、不安だった。

湯浅のブログにもあったように、その心配は杞憂に終わった。

それぞれ何を思っているのかは分からないが、今週の練習もとても素晴らしい練習だった。
本当にカッコイイ男たちだ。

そして迎えた日大医学部戦。

6年生にとっては防衛医大グランドで行う最後の公式戦。
必ず勝って終わりたい。
そういう雰囲気が試合前から漂っていた。

そんな今日、防衛医大に入って初めてスタメンで公式戦に出場する男がいた。
3年生、得津礼記

防衛医大ラグビー部では貴重なラグビー経験者。
4月に赴任して初めて練習に参加した時に彼のプレーを見てすぐ、素晴らしい選手であることは理解できた。
しかし、怪我に泣かされリハビリを続ける日々。
心が折れそうになったこともあるだろう。
そんな辛い時間を乗り越え、ついに今日、背番号7を着けて初めての公式戦スタメン出場を迎える。


チームは今週の練習をそのままに素晴らしいウォーミングアップ

いよいよ、キックオフの時を迎える。

先週と同様、試合開始直後から苦しい展開。
能力の高いランナーを要する相手の攻撃に防戦一方の展開が続く
必死のDFで猛攻を凌ぐ。
先週苦戦したモール、サイド攻撃もしっかりと止める。
裏に抜けられてもFB小林を始め堅いバッキングDFで相手に得点を許さない。
そして15分。
ようやく敵陣に攻め込んでペナルティーを得る。
WTB代が距離のあるPGを沈めて3点を先制。
ここから流れを掴み、攻撃を畳み掛ける。
そしてFWがモールを押し込み得たペナルティーから最後は輿石がトライ!
ゴールは外れるも8−0として試合を有利に進める。

しかし、これまでの試合と同様にミスから流れを失ってしまう。

そして前半終了間際、ゴールラインを明け渡してしまい、8−5とされハーフタイム。

あと30分
どちらがミスなく我慢できるか。
そういう展開だった。

そして迎えた後半。

苦しい展開が続くも、シーズンを通して威力を発揮しているラインアウトDF、初スタメン得津のDFブレイクダウンでのターンオーバーで相手の攻撃を防ぐ。
そして数少ない敵陣に攻め入った機会に1PGを追加し、11−10とする。

しかし、終了3分前。
ミスとペナルティーから相手にゴールポストほぼ正面にトライを決められる。
ゴールが決まれば逆転。

相手キッカーにプレッシャーをかけに行く。
ボールは左にそれノーゴール。
執念がボールを外れさせたように思う。

その後のキックオフから再び相手に攻撃を仕掛けられる。
チーム一丸となって攻撃を凌ぎ、落ち着いてボールをキープし、最後はSO武川が蹴りだしてノーサイド。

DFの時間が多く、苦しい試合、厳しい試合をなんとか制すことができた。
ここぞという時の集中力が本当に素晴らしい。
スタメンだけでなく、リザーブ、けが人、マネージャー、チーム全員で掴み取った勝利。
誰か一人でも欠けていれば、勝つことはできなかっただろう。
初スタメン得津も顔を腫らして頑張った


さぁいよいよ来週は最終戦。

勝てば2位
負ければ入れ替え戦

今シーズン最後にして大きな山場を迎える。
湯浅キャプテンが率いるこのチームのラスト1週間
アツく後悔ない時間を過ごそう。
このチームの力を証明しよう
みんなの力で。。

寒風荒むグランドで[イマダの今だから言えること]

投稿日時:2016/11/18(金) 23:09

いよいよ日大医学部戦2日前
ここ2日間、ブログの更新が頻繁で、みんなの気持ち、想いを感じることができ、僕自身すごく感じるものがあります。

今日の練習を終え、明日の練習を残すのみ。

そんな今日、札幌に移動された中谷先生がグランドに激励に来てくださいました

佐々木先生、今井先生も!

こうして練習にはいつも様々なOBの方が激励に来てくださいます。
これもこの部の素晴らしい文化の一つ。

現役、チームにとって、とても大きな力になっています。


今日はGMもメイちゃんを連れてグランドに足を運んでくださいました。
日大医学部には負けられないと気合の入った激励をいただきました。

さて、冒頭に書いたように今は試合2日前の夜。
残された試合はあと2試合。
6年生3人と試合ができるのもあと120分だけ。

目に焼き付けよう。
胸に刻もう。

橋本の相手に刺さり続ける姿を。


タケの力強いプレーで相手を粉砕する姿を。


ウッチーの相手に果敢に挑んでいく姿を。

彼らの姿から学べる期間もあとわずか。
1分1秒も無駄にするな。

日大医学部戦。
必ず勝とう。

11月下旬の寒風荒む所沢のグランドで、防衛医大ラグビー部のプライドを、みんなの男としてのプライドをかけて。

はしもとの日々雑感⑥[フォワード日和]

 written by 橋本 悠投稿日時:2016/11/18(金) 10:43

 小学生のころ、誕生日に『歴史館』というこども向け歴史事典を買ってもらって以来、はしもとは歴史好きだ。医学の教科書を読んでいても、最初のほうにある「○△□学のはじまり」みたいなページが一番面白いと思っている。(ちなみに、そこは試験には出ない。)誰も興味を抱かないであろう些細な出来事を知ることは面白いと思うのだが、共感を示してくれる人は少ない。(笑)
 今回は、部員の誰もが興味を持たないであろう、日本ラグビーの黎明期にスポットライトを当ててみたい。
 1899年慶応義塾の教員だったE・B=クラークと田中銀之助が学生にラグビーを教えたのが日本ラグビーの始まりだといわれている。実際には、1874年に横浜でイギリスの船乗りたちがラグビーをしたことが記録に残っているが、日本で日本人がラグビーを始めたのは1899年が最初とみるのが正しいようだ。それから2年後の1901年。ケイオーは横浜外人クラブと初の対外試合を行った。試合の結果は35-5で外人クラブの勝利。ケイオーは1トライに終わったらしい。しかしながら、そのときのトライの様子がクラークの日記に面白おかしく残されている。
 「シオタというプレイヤーは、やっとボールをとり、敵のゴールポストめがけて全速力で駆け出した。彼はいいスピードで相手を抜き去り、あとはフルバックを残すのみとなった。いままでトライをとったことがない彼は、フルバックをどうやって抜こうか考えているうちに間近にまで来てしまった。タックルされるか突破するかの瞬間、『そこどけ馬鹿者!』と彼は割れるような大声で怒鳴りつけた。この思いがけない出方に相手側のフルバックは度肝を抜かれ、『まことにお邪魔しました』と言わんばかりに、獅子奮迅の士を通し、彼はやすやすとゴールポストの下にトライをあげた。」
 ラグビーをやるうえで、こんなことを知っていても何にもならない。しかし、慶応伝統の「魂のラグビー」の原点を垣間見ることができて、はしもとは幸せだ。
 シオタみたいな気迫(?)で、日曜日はトライをとりまくろう!
 

Change our mind[リレー日記]

投稿日時:2016/11/18(金) 07:17

監督から主将はブログかかないの?と言われ、今田先生からは湯浅の日々雑感はないの?と圧力をかけられたので久々に書きます。前回のログインは2015/07/09(木)だそうです。一年半も前なんですね・・・。


シーズンも三試合が終了し、4連戦のうちの2戦が終了しました。シーズンも終盤を迎えました。
先日の筑波戦ではOBの先生をはじめ、たくさんの応援ありがとうございました。
1点差での敗北。主将として防衛医大ラグビー部に申し訳ない気持ちです。昨年の筑波戦の敗戦からこの気持ちは二度と味わいたくないと思い続けていましたが、目の前で全勝優勝を決定づけられる形で再現されてしまい、非常に屈辱でした。

翌日、午前中に今田先生がお忙しい中、今後についての話を聞いてくださるということで体育研究室に向かいました。しかし、全く気持ちの切り替えられていなかった僕は顔を合わせるのも恥ずかしいと思い、体育研究室の前で少し入室を躊躇うほどでした。しかし、広瀬先生と今田先生はいつも通りに会話をしてくださり、話しているうちになんとなくですが切り替えることができました。

とはいっても、他の部員はどうだろうと心配で仕方なかったです。試合後はみんなネガティブな発言しかしてかなったし・・・。しかし、その日中の心配は必要ないくらい、課業後の部会では次の日本大学医学部戦に向けて全員が前向きの姿勢でした。火曜日、水曜日の練習もこの一か月間と同様、非常に良い練習ができています。(そう見えただけかもしれませんが)
防衛医大ラグビー部の「すごい」ところだなと感じました。これだけすぐに気持ちの整理のできる人間の集団、見たことがありません。後輩、同期、先輩方に今回は本当に助けられました。(あと、見に来てくれたラグビー部員以外の先輩や同期をはじめ、結果を聞いて励ましてくれた人たちありがとうございました。)


優勝という夢は果てましたが、腐っていては、この一年間の辛い、しんどい練習をしてきた意味がありません。泣いても笑っても、6年生と一緒にプレーできる時間はあと少しです。5年間お世話になった先輩方を優勝という形で送り出せずに本当に申し訳ないですが、準優勝するために必ず結果を出せるよう努めます。モチベーションという意味では難しいところもありますが、必ず勝って、最後は笑って終わります!

今田先生や橋本先輩の文章に比べると非常に拙い文章になってしまいましたが・・・。これで橋本先輩以外の6年生、そして監督もブログ書いてくれると思います。
次、書くまでに今田先生に文章力もご教授いただきたいと思います。
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