今シーズンを終えて

2014/12/07

 平成二十六年度防衛医大ラグビー部主将を務めさせて頂きました、第5学年の安武新悟です。

 

今シーズンを振り返ってみると、何十年に一度の大雪の中わけもわからずやってみた雪かきから始まりました。OB戦までに絶対間に合わせるため必死にやったものの、自然の偉大さを実感させられるのみとなったのはいい思い出です。春には習志野駐屯地の方々に大変お世話になり、例年より手強い相手と練習試合を数多く組むことができましたが、いろいろな面で自分たちに足りない物をしっかりと見つめ直さなければならない機会となりました。GWには一部の力を肌で感じ、セブンスでは悔しい思いもしました。夏には厳しい合宿を行い、早稲田大学との練習試合などを通してチームの成長を感じました。そしてシーズン初戦を前にして、青戸先生から頂いたダルマに必勝を祈願しました。

 

初戦の自治医大戦、正スタンドオフを怪我で欠くチーム状況でしたが、いつも先生方が仰っているように人が変わってもやることは変わりませんでした。先輩方の雪辱を晴らし敵地で勝利することができ、その勢いのまま日大医学部、昭和、独協、千葉を下し一部優勝を達成することができました。

天王山として挑んだ、昨年度優勝校昭和大との一戦。この一年間やってきたことを信じて淡々とプレーするのみでした。ただこれだけのことが、これまでなかなかできませんでした。簡単そうに見えて最も難しい、自分たちの出せる物をすべて出す、その感覚をつかんだような試合でした。もちろん課題も多く見つかる試合でした、どの試合も課題は尽きません。特に優勝を決めた独協との試合では、どこか悔しさを覚えたほどでした。そして自分たちの甘さに気付くことができず、厳しく自分たちを見直す機会でもあり、チームが再びより強固にまとまることができた試合でもありました。

 

今シーズンは試合に臨むに当たり、先生方からの教えや日々の練習を信じぬくこと、最も重要な試合の入りに防衛医大ラグビー部の部歌でチームを一つにすることを特に意識できたシーズンだったと思います。中谷監督が毎日のように仰っていた、自分たちの戦略を信じて試合をすること、益子先生が常に仰っていた試合の入り、森副部長の最初から100%、の言葉をようやく公式戦で実現できました。また、シーズンを前にして怪我人が続出し一時は不安も覚えたのですが、そのような状況下で一戦一戦勝利することができたことに、チームの層の厚さを実感することができました。

 

そしてこの勝利の背景には、妻鳥先生、益子先生、青戸先生、中谷監督、久米村コーチ、森副部長をはじめとして、数多くの先生方やOBの先生方、支えてくれたマネージャーのみんな、応援してくださったご家族の方々や学生舎のみんなの力がありました。

先生方の下で、私たちは勝つためにラグビーをやる以前に、人間として成長するためにたくさんのことを教わっています。ラグビーは多少強くなったかもしれません、しかし多くの方々に見守られ日々学び成長することができているのだということを忘れてはいけません。ラグビーの面でもその他の面でも私たちはまだまだ未熟です。そんな私たちを時には優しく、時には厳しくご指導してくださる先生方に、どのようなお返しをしたらよいかわかりません。いつも本当にありがとうございます。

今年度はアウェーでの公式戦が多かったにも関わらず、毎試合たくさんの応援の方が駆け付けてくれました。マネさんは暑い中でも走り回って寒くても手を凍らせてドリンクを作って渡してくれてありがとうございます、マネさんがいなかったら夏合宿で死んでました。多くの人の支えで、苦しいときのあと一歩が出せています。

そして、文句を言いながらもこんなキャプテンに最後までついてきてくれた部員のみんなには本当に感謝しています。頼りないところもいっぱいあったと思うけど、みんなで支えてくれたからこそなんとかここまでやってこれました。

 

私たちは、今シーズン一部での試合に全勝し優勝を勝ち取ることができました。防衛医大ラグビー部悲願の一部優勝です。この勝利は、塚本先輩、山崎先輩、廣瀬先輩、佐々木大雄前主将、そして諸先輩方が築き上げてきた歴史の上に積み重なったものです。一時代の勝利ではなく防衛医大ラグビー部の勝利であることを胸に、今後も感謝と尊敬の気持ちを忘れず、新たな歴史を武川新主将のもと部員一同で作っていく所存です。今後ともみなさまのご指導、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

この歴史に関わったすべての方々に心から感謝しています。ありがとうございました。

 

39代主将 安武 新悟

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