シーズンを終えて。
2017/12/23
昨年度主将を務めさせていただきました、小林です。昨シーズンの総括を書きたいと思います。
昨シーズンは「pride」というチームスローガンを掲げて日々の練習や試合に取り組んできました。結果は2勝3敗で4位となりましたが、一部のチームであることや優勝を目標にしていることに、各自が日々の生活からprideを持っていくことが出来ていたと思います。
昨シーズンは大きな変化があった年でした。今田監督の元、今までのプレースタイルを変え、1から6年生までが0から新しいことに挑戦しました。夏あたりまでは新しいプレースタイルがうまくいかず、本当に変えて良かったのか、変えない方が良かったのではないかと悩むことも多くありました。しかし、夏合宿くらいからは少しずつ上手くいくようになり、段々とチームとしてまとまりが出てきました。結果としてシーズンで優勝することは出来ませんでしたが、新しいこと全員でチャレンジし、それをチームが一丸となり完成させたことは、とても貴重な経験となったと思います。
それらの活動を支えてくださった田中部長をはじめとする先生方、コーチの皆さん、OBの先生方、マネージャーさんには言葉では表せないくらい感謝しています。
私はキャプテンに指名された時から頼りないと言われ、自分でもその事は自覚していました。歴代のキャプテンの先輩方のようなリーダーシップを持った人間になりたい、今までの自分を変えたい、そう思ってキャプテンを引き受けました。この1年はとても長く、上手くいったことよりも上手くいかなかったことが多かったように感じます。特に責任学年間の意思疎通に関しては最初から最後まで先生方に迷惑をかけ続け、本当に申し訳なく思っています。
日々の練習や試合の後、部員が大量に辞めてしまった時など、自分の不甲斐なさとストレスでどうしようもなくなり、涙を流したこともありました。
結局、この1年間で自分が憧れている先輩方のような、リーダーシップを持った人間にはなれていないです。先生方や部員、マネージャーさんなど多くの人に支えられてなんとかやりきれたのだと思います。自分は多くの人に支えられて生きていること、一人では何も出来ないことなど、自分を見つめ直して自分を受け入れることが出来たことが、この1年間で私が得たものであり、何にも変え難い人生の糧となりました。
充実した1年ではありましたが、今シーズン優勝できなかったことはとても悔しく、申し訳なく感じています。特に尊敬する6年生の方々の最後のシーズンを優勝で飾れなかったことには後悔しかありません。来年はこの悔しさをバネにして、よりチームに貢献し、優勝を掴みたいと思っています。
最後になりますが、お世話になった先生方、OBの先輩方、コーチの方々、マネージャーさん、そして部員全員に重ねて御礼申し上げます。来年からも防衛医大ラグビー部をよろしくお願いします。1年間本当にありがとうございました。
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