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イマダの今だから言えること

第5戦 vs 獨協医科大学

投稿日時:2016/11/27(日) 22:50


最高の笑顔で終わることができた。

湯浅主将率いるチームの最終章。
ついに迎えた最終戦。
このメンバーでラグビーをする最後の60分。

防衛医大は勝てば2位、負ければ入れ替え戦。
対する獨協医科大も勝てば3位、負ければ最下位。
お互いに絶対負けられない戦い。

そんな試合を一目見ようと、セレブ芸能人??が試合観戦に現れた。


試合前、もっとみんな緊張していると思っていたが、決してそんなことはなく、ほどよい精神状態で過ごしているように見えた。


いつもチームをサポートしてくれているマネージャー陣も気合満タン。

試合前、ユニットごとにやるべきことの最終確認

相手の展開力のあるBKに対しどう対抗するか、どう圧倒するか。

今日の鍵はFW戦。
相手を圧倒することを確認する。

1400、いよいよ運命のキックオフ
今日は試合開始からゲームを支配する。
安定したセットプレー、モールを軸に敵陣に攻め込み、5分にモールからBKに展開し先制する。


しかし、これまでのリーグ戦と同様ミスから流れを失う。。
こちらと同様、負けられない獨協医大の気迫のこもったプレー、まとまりの前に受けに回るシーンも目立ち始める。
前半の中盤以降、相手BKの展開力、上手なキックの使い方の前に自陣に釘付けにされる。
そして、トライとゴールを許し、逆転される。
流れは変わらず、前半終了間際にもトライを奪われ5−14とされて前半を折り返す。

ハーフタイム
ネガティブな雰囲気はなく、とても前向きな時間を過ごした。
ここまで積み重ねてきた時間、練習が彼らに
「負けるわけがない」
という自信をもたせていたのかもしれない。

後半、早々にFWが縦に出てBKが展開して仕留めるという理想の展開で12−14とする。
そしてそこから試合を支配し続ける。
相手に攻められても、前半から修正したDFで相手の前進を許さない。


さらに2トライを追加し24−14として残り10分を迎える。
油断したわけではないだろうが、ミスとペナルティーでゴール前に攻め込まれ、トライとゴールを許し3点差。
残り7分。

なんとも言えない緊張感がグランドを包み込む。
リザーブメンバーも必死に声を出してチームを後押しする。

そこからの7分間。非常に素晴らしい時間だった。
ほぼミスなくボールキープ。我慢して、敵陣で試合を進めラスト1プレー。
スクラムからトライを決める。
ゴールを決めると同時にノーサイド。
31−21

激闘だった。
でも、チームとしての成長を感じる試合だった。
今までで1番の試合だった。
負ける気配はなかった。

そして、2位を勝ち取った。

この試合を制したことにより、シーズン終了。
6年生は引退。

橋本は今日も刺さり続けた。
ハッシーの姿にはいつも感服させられた。
プレースタイルはもちろん、黙々とひたむきに仕事をこなすという意識、辛いことを厭わないという姿勢はラグビー人として見習うべき姿だった。
武川は何度もラインブレイクをし、トライを演出した。
タケのプレー、ラグビー理解度はこのチーム内では群を抜いていた。
練習での彼の指摘は的を得ていることが多かった。
そして、練習、試合では誰よりも声を張ってチームを鼓舞していた。
内川も愚直に1タテで相手に杭を打ち続けた。
ウッチーのブログにもあったように、夏前から彼の肩のテープを巻き続けた。
だから、本当はいけないことかもしれないけど、彼には1番思い入れが強い。
あの肩の状態でよくシーズンやりきったと思う。

6年生の姿は後輩たちの胸にしっかりと刻まれたことだろう。
本当にお疲れ様!

主将の湯浅、彼は本当に苦労したと思う。
試合ではチームが苦しい時にボールを持って前に出続けた。
グランド内だけではなく、グランド外でも常にチームのことを考え、行動していた。
人のことを思い、チームのことを思い、気を配り続けていたと思う。
本当にいい男だ。

今日をもって湯浅主将率いるチームは終わりを迎えた。
今シーズンは初戦を落とす苦しいスタート。
その後も僅差の試合の連続。
目標としていた試合を落とし、優勝も達成できなかった。
でも、プレーしてるみんな、サポートしてくれていたマネージャーのみんなの姿は、練習に来てくれたOBの先生方、妻鳥先生以下スタッフ陣、試合を観に来てくれた親御さん、友達に何かを伝えたと思う。
本当にいいチームだった。
楽しいシーズンだった。
ありがとう!!

 

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