フォワード日和
意識
投稿日時:2020/02/19(水) 12:54
先日各々が使っているサプリメントの調査が行われました。
大体みんなプロテインは飲んでいるといった印象でしたが、プロテインって地味に高いんですよね。
一時期それで買うのを渋りかけたことがあります。
ちなみに1ヶ月の犬猫の食費は平均で犬が4834円、猫が4277円だそうです。
体に犬か猫を飼っているとでも思えばちょっとは気も紛れるかもしれません。
どうも、めでたく進級が確定した第五学年斎藤謙太郎です。
医学科六年、看護学科四年の皆様国家試験お疲れ様でした。もう自分たちが国試受験生だと思うと震えが止まりません。
ちなみに42期ラグビー部は全員進級確定しました。やったぜ。
さて現在我々は来たるOB戦に向けて日々基礎練習を重ねてきています。
以前と比べて最近は「意識しよう」という言葉が多く聞こえてくるようになりました。
「〇〇を意識しよう」「意識して取り組もう」というフレーズは日頃何となく使うのですが、実際どういうことなのか考えたことはありますでしょうか。
今回はこの「意識する」ということについて、個人的な因縁もあるので書こうと思います。
「意識する」ってなんだ
もちろんE4M5V6のことではありません(隙医語)。
ググってみるとこんな解説が出てきます。
[名](スル)
1 心が知覚を有しているときの状態。「意識を取り戻す」
2 物事や状態に気づくこと。はっきり知ること。また、気にかけること。「勝ちを意識して硬くなる」「彼女の存在を意識する」
3 政治的、社会的関心や態度、また自覚。「意識が高い」「罪の意識」
4 心理学・哲学の用語。
㋐自分自身の精神状態の直観。
㋑自分の精神のうちに起こることの知覚。
㋒知覚・判断・感情・欲求など、すべての志向的な体験。
5 《〈梵〉mano-vijñānaの訳》仏語。六識・八識の一。目や耳などの感覚器官が、色や声など、それぞれ別々に認識するのに対し、対象を総括して判断し分別する心の働き。第六識。
(デジタル大辞泉より)
今回は2の意味での使用ですね。
意識することは「気づくこと」「はっきり知ること」「気にかけること」である。まずこれをおさえましょう。
「気づくこと」
人間気づくことができれば、大体なんでもできます。
手が汚れていることに気づけば手を洗いますし、具合が悪そうな人がいれば声をかけるでしょう。
逆に言えば、気づかない限り何もできません。
スポーツでも同じことで、何らかのフォームが悪いということに気づかなければその人はずっとそのフォームが悪いままです。
さて周りの状況に気づくことは自分がアンテナを高く張ればなんとかなりますが、自分のこととなるとどうしても偏りや限界が生じます。
そういったことのフォローのためにも周りの人(プレイヤー)が気づいてあげましょう。
「気づくこと」は自分と周りに対してすることです。
「はっきり知ること」
ぼんやりとしたイメージなのか、確固たるイメージなのか。どちらがより習熟するにあたって有効化は明らかでしょう。
練習中に与えられる時間はわずかですが、なるべくはっきりとしたイメージを得るように訓練しましょう。
「気にかけること」
気づいたところでそこで終わってしまっては絶対に進歩はありません。
まずは「次はこうしよう」と強く気にかけるところから始めましょう。
ところがラグビーというものは何かと要求されることが多く何でもかんでも気にかけていたらキリがありません。
(特に試合中なんかほぼ意識がトんでる時がある)
ここで先日森監督がおっしゃられていた「意識の無意識化」という段階が必要となります。
思うに本当に「無意識」というわけではなく「ほぼ無意識」であり、徹底した意識づけの結果意識するプロセスが極端に短縮された状況に至るのではないでしょうか。
とまあいろいろありますが千里の道も一歩から、正直しんどいですがまずは一つずつを「気にかける」ところから始めましょう。
つらつらと随分意識の高い文章になってしまいましたが皆様いかがでしたでしょうか。
「意識して」日々の練習に取り組めているでしょうか。
自分が偉そうに書いておいてなんですが、書きながら全然できてないなあと反省しております。
特に「気にかけること」はついつい頭パー視野狭窄でプレーしがちな自分にとってはなかなか大変です。
チーム発足当初から代主将が「プレーのレビューをしろ」と口酸っぱく言っていますがこれは「意識すること」の三要素が深く関わっていると個人的には思います。
こんなもん当たり前だぜ!という人は大丈夫です。少しでも思うところあるならば是非取り組んでみてください。
「意識すること」を「意識する」。今からでも十分間に合いますからみんなで「意識して」頑張りましょう!
追記
9割中学時代の恩師の受け売り
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