３月５日土曜日、医学科43期、看護科5期の卒業式が行われました。
今年も、コロナウィルス感染対策の一環として保護者の方が参加できませんでした。
また、北朝鮮のミサイル発射に伴い、防衛大臣と統合幕僚長が参加できないなど、今年も本来の卒業式のようにはなりませんでした。
それでも、卒業生たちの逞しく成長した姿を見れたことは、教官としてとても嬉しい気持です。

卒業生たちとは３年間の付き合いでしたがたくさんの思い出があります。
特にこの世代は、コロナウィルスの影響で思うように練習ができなかったり、試合も組めなかたっり大変な思いばかりだったでしょう。その中でも、なんとか工夫して活動をしてきた卒業生たち。本当によく頑張りました。

「最上級生の1番の役割は、次の世代に”何を残せるか？”を考え実行すること。」と、学生時代に先輩から教わった記憶があります。
選手として、防衛医大の学生として正々堂々と果敢に物事に立ち向かう”生き様”を見せてくれた医学科43期生。
マネージャーとして、雨の日も風の日も選手優先で縦横無尽にグラウンドを駆け回ってくれた看護科5期生。

君たちの想いは、きっと後輩たちに届いています。その背中を、きっと後輩たちは目に焼き付けています。

４月から新たなスタートを切るために、今頃それぞれの場所に移って準備をしていることでしょう。
防衛医大に帰ってきたときは、また元気な姿を見せてくださいね。
新しくなった人工芝グラウンドで待っています。

医学科43期生、看護科5期生の皆さん卒業おめでとう！そして有難う。