1年生は明日からＧＷで帰省します。やっと、今までに経験しなかった生活からつかの間の解放。ゆっくり鋭気を養ってきてくれればと思っています。2年生以上はチーム力アップを目指してＧＷ合宿です。試合中心ですが個々のスキルからユニットスキルまで精度を上げてゲームに臨めればいいのですが。廣瀬主将が明日からの練習の確認に来ました。中谷監督からの要望を具体化しチーム力向上にどのようにつなげるか考えてきました。主将はそれだけ責任もありますしグラウンド外の事も考えなくてはいけません。ＢＳＬの空いた時間で来ましたが、勉強も大変です。まあＧＷ中はラグビーに専念して頑張ってくれるでしょう。

ラグビー部はただラグビーだけをやっているのではなく学校の中で重要な役割を果たしています。課業後今年度体育祭（５月２５日）の準備報告会が行われました。学校長をはじめとするトップへの中間報告です。ラグビー部の佐々木大雄と山田学生は体育祭準備委員長と副委員長として参加しました。学生が計画し実行し、毎年少しずつ進化して行く学生の能力には驚きます。過去２年間雨に降られ体育館での実施でしたが今年こそは多少泥だらけになってもグラウンドでやって欲しいですね。晴天を期待します。

１年生が入校して３週間が経とうとしていますが、もう慣れたでしょうか。週末焼き肉会で来てくれた１年生を中心に仮入部が今週行われています。仮入部期間はいろいろな部を周り悩んで悩んで自分の入りたい部を決める大事な期間です。昨日は十数名がラグビー部の練習に参加しました。とはいってもいきなりタックルだとかあたりだとかではなくタッチフットで楽しく過ごしました。この中から何名入部してくれるのかドキドキです。今日は文科系の日と言って文化部が発表しながらクラブ紹介をする日です。明日には１年生はほとんど帰省して少し気持ちを休めてから帰校し、５月１日に部活最終決定します。上級生は４月は新人獲得に全力を尽くせと指示されていましたが、ＧＷからはチーム強化の特訓が待っています。心して臨んで成果を上げてほしいですね。

日曜日、東薬セブンズに行きたかったのですが、それ以前にぎっしり予定が入っており残念ながら応援に行けずにごめんなさい。午前中１０時から結婚式。午後から東医体理事会に参加。疲れました。結婚式は早稲田の後輩で辻前監督と同期の加藤健太君が若い素敵な奥様を射止めての晴れ舞台でした。理工学部出身で全く私には理解できませんがホームページの研究開発をしている会社を経営していて、防医大のＨＰもお世話になっていると思います。（よくわかっていない）たくさんある中で相当最先端を行っているそうです。中野渡先生の時もそうでしたが、最近結婚式に出席するととても感動してしまうのです。年を取ったのもあるのでしょうが、人が幸せになる瞬間は素敵です。自分もそんな時があったなあとか考えたりもします。（決して今が不幸せとは言ってませんよ）。共通しているのは、人生でラグビーに出会ったことがとてもプラスだったと必ず言います。自分がラグビーに携わっていることが間違いなかったんだと再認識できる時です。相変わらず参加している仲間は酒飲んで大騒ぎしているアホな連中ですが、それもまた良しでしょう。いつまでもお幸せに。と最後まで披露宴にはいられず、いそいそと退散し東医体理事会へ。ラグビーは最近東医体は参加していませんが、いまや東医体参加学生は１万５千人を超えました。医学生の７割にあたるそうです。２０数種目の詳細までチェックして話し合われます。午後１時から５時まで長丁場でした。最終的には学生が運営しますが、事故などトラブルがないように万全の準備で臨みます。今年は東邦大学が代表主管校ですが頑張ってほしいですね。いやあ長い一日でした。

昨日、セブンズで優勝したと報告があり、どんな大会であれ一番になることは難しいし大事なことです。コンディションが良くなかった理由の一つが、前日１年生を誘って焼き肉会があったからです。店の都合で夜８時スタートでしたが、１年生が９人も来てくれて先輩や先生の話を聞いて、ラグビー部の入部に気持ちが傾いた学生も多かったようです。他競技と悩むことはもちろんＯＫ出し大いに結構です。他競技を否定するつもりは全くありませんが、６年間の学生生活、卒業して長い人生を考えたらラグビーをやることがベストな選択でしょう。彼らにも言いました。防医大に来て医者になるのは当たり前。どんな医者になるかが大事なんです。身体を張って人のために仕事ができるか（自己犠牲的精神）一人では何もできない医療はチームプレーである事（協調精神）これが「One For All, All For One」の精神です。学生時代に体現することが医者になって本当に患者さん家族から信頼される人間になるのです。ラグビーをやればやるほど優しい人間に変わって行くのです。だからラグビーやろうよ。入って間違いないし、後悔はさせません。