5月のメディカルセブンズ勝利に向けて、東京セブンズ観戦に学生も行きました。なんでも本物を知ることは大事です。世界から一流チームが集う大会。秩父宮ラグビー場が狭く見えます。学生は「すげ～」と見るのではなく何がポイントかしっかり研修して欲しいです。寒くてずっとグラウンドにいるのが辛かったですが、ピッチ上は白熱していました。夕方からは日大歯学部のデンタル大会の優勝祝賀会に参加しました。学校、OB会のバックアップが厚く、また日大体育会ラグビー部との練習など環境は恵まれています。それでも防医大は秋負けられません。敵情視察もかねて情報収集してきました。練習量でも負けなよう学生にハッパかけます。

22日から習志野駐屯地に合宿に行ってきました。金曜日は午後から課題練習。なかなかうまくいかないのがラグビー。それでも練習の成果を翌日の東工大戦に出せればと思っていましたが、土曜日の東工大戦。タックルも甘く相手のテンポについていけず完敗。課題修正どころか自分たちのラグビーをやらせてもらえませんでした。昨年夏合宿以来の敗戦に学生もショックだったようですが、自分たちの気持ちやスキルを自覚するいい機会だったと思います。地道に練習してもっともっとレベルを上げてくれるでしょう。
日曜日は高校生6チームが加わりラグビーフェスティバルと称してたくさんのゲームが組まれ大いに盛り上がりました。今回来た高校生の中に医学部を目指してくれる選手もいたのでしっかり防医大の広報もしてきました。

学生たちは部隊内できちんと行動していました。今回は食事など調整がうまくいかなかったところもありましたが、どんな状況でも頑張るのが自衛隊です。今年も有意義な合宿でした。習志野の皆さん、レフリーの皆さんありがとうございました。

今日の相手は永遠のライバル防衛大学校。相手はレギュラーではない学生とは言え90名（１個中隊）を引き連れ防医大に。こちらはそれを迎え撃つ25名（１個小隊）。30分×5本でいざ勝負。防衛大はハーフ毎にメンバーを替えてくるが、こちらは交代要員はごく僅か。それでも戦う気迫はうちが上。すべてのハーフにおいて撃破。どんな不利な状況でもやらねばならないときはチーム力と気合と根性。今日も下級生がのびのびプレーし成果大。日に日に成長している感じ。習志野が楽しみです。

今年卒業した、山崎海曹長、見事医師国家試験合格しました。これで晴れて医師として仕事をしていきます。ラグビーで培った精神を大いに発揮し、病院でも患者さんからもスタッフからも愛される存在になってくれるでしょう。実は昨晩一緒に飲んで少し不安そうにしていましたが、私は全く心配していませんでした。6年の12月までラグビーを続けても大丈夫なことを今年も証明してくれました。周りのサポートもありましたが最後は自分の頑張りで合格を勝ち取ったのです。流石です。本当に本当におめでとう！！

学生は今日から春休み。他の学生がのんびり遊んでいる時期、ラグビー部は医歯薬1部の自治医大との試合。相手の人数が少なかったこともありましたが、圧勝。内容は日曜日の試合の課題を少しクリアできたかなという感じです（辛口ですが）明日は防衛大学戦。今日より明日いい内容で頑張ってほしいと思います。学生はみんな元気です。今日の勢いを最後まで保って春合宿乗り切ってください。