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ブログ 魚住 洋一さんが書いた記事

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入校おめでとうございます/パリマラソンご報告[リレー日記]

 written by 魚住 洋一投稿日時:2010/04/19(月) 16:06

新入生の皆様、現役のみなさん、コーチ陣の皆様、OBOGの皆様、ご無沙汰しております、魚住です。瀬川君、割り込み失礼します。

新入生の皆様は、今までの生活から劇的に変化した環境の中で、「ほんまにこのままここに6年間もいて大丈夫だろうか、オレの(私の)人生?」と不安な日々をお過ごしの事と思います。でも慣れれば大丈夫です。そしてラグビー部に入れば、学生生活だけでなくその後の人生も安泰です。まずは是非ラグビーボールを触りにグラウンドまで来て下さい。

さて、ドイツ留学もあと残りわずかとなった411日、走って来ましたパリマラソン。結果は、、、

3時間3603秒でした。目標の4時間を無事クリアで来ました。振り返ってみれば、ベルリンマラソンでの失敗から多くのことをfeed backする事が出来て、今回のマラソンの準備に生かす事が出来ました。「失敗は成功のもと」です。そして「努力は裏切らない」ことも体感できました。ぶどう畑の坂道ランニングを追加して11月から毎月250km走るようにしました。この走り込みを今シーズンのラグビーに生かしたいと思います。FWのレギュラー争いを下から焚き付けたいと思いますので現役のみなさん、よろしく。


新入生の皆様へ

防衛医大への入校おめでとうございます。これからの6年間の学生生活をどう過ごすかは、今後の人生を大きく左右します。そのポイントは「何かに全力で打ち込む」ことだと思います。個人的には医者になる為に「全力で」勉強しないとダメならそれは貴方が担当する患者さんにとって不幸だから、医者になるのを考え直した方がいいかもしれません。なぜなら医者になるより医者になってからの方が勉強しなきゃ行けない事が圧倒的に多いからです。しかも防衛医大を卒業した後は、医者だけでなく自衛官としても仕事をしていかねばなりません。PKOで他国の軍人との共同作業もあるでしょう。卒後この2足のわらじをこなす為の必須事項は、決して教科書の知識ではなく高いコミュニケーション能力と体力です。15人というもっとも多いプレーヤーで戦うラグビーはこの2つを高次元で自然と身に付けるとこの出来る希有なスポーツです。しかも部員は高い目標を持ち、その目標に向かって「全力で打ち込んで」います。みなさんを成長させる環境が整っています。何よりラグビーというスポーツの持つ魔力のような魅力を是非体感してもらいたい、是非一緒に体感したいと思います。

騙されたと思って入部して下さい。みなさんの輝かしい未来が約束されます。

ではグラウンドでたくさんの新入生のみなさんとお会い出来る事を楽しみにしております。

ドイツ vs スペイン[リレー日記]

 written by 魚住 洋一投稿日時:2010/03/22(月) 07:23

現役部員・マネさん、コーチの皆さま、OBOGの皆さまご無沙汰しております、20期魚住です。現役の皆さんは、習志野合宿頑張ってください!7名の卒業生の皆さま、ご卒業おめでとうございます。皆さまの活躍を祈念しております。

割り込み失礼します。さて今回は、320日土曜日にドイツ vs スペイン戦を観戦してきましたので簡単にリポートします。

このカード、プレミアもんでしょ?サッカーなら。でも今回はラグビーです。2011W杯の予選を兼ねたEuropean Nations Cup Division 1st の最終戦、ドイツ対スペインです。6チーム中スペイン5位、ドイツ6位と負けると2部に転落という切羽詰まった状況でのドイツホームの試合でした。試合会場はなんと自宅からチャリで20分ほどのFritz-Grunebaum-Sportparkというラグビー場で行われました。前日金曜日の練習時に仲間から「明日の試合見に行くの?」とこの試合の存在を教えてもらい、「見に行くなら人が多いから30分前には行った方がいいよ」まで言われました。さすが、ドイツラグビーのメッカHeidelbergだけのことはある。みんな見に行くんやなぁと感心してたんですが、当日は試合開始2分前到着。場所は熊谷ラグビー場Bグラウンドみたいなとこ。「ヘ?ここでテストマッチやるの??」って感じでしたが試合の臨場感はタップリ!と割り切って観戦。チケットは全席自由で10ユーロでした。テストマッチが10ユーロ、いいです。しかも屋台でソーセージやビールも売って、子供連れも多くお祭り感高し!でした。

肝心の試合結果は、後半残り10分で敵陣22m内からのラインアウトモールを押し込んで逆転に成功したドイツ、これで勢いに乗るかと思われたのもつかの間、終了3分前にスペインの逆転トライを許し、1721の逆転負け。

 

寸評としてドイツは縦の突破が少なく、相手ディフェンスの裏に出れることがほとんどありませんでした。これはスペインのディフェンスが強固だったのではなく、アタックが全部流れ気味でディフェンスが容易だったためと思われました。いくら体でっかくてもアタックは流れたらダメなんだというのがよく分かりました。戦術も試合運びもパッとせず。あとドイツチームからは「絶対勝つぞ!」という気迫があまり感じられなかったです。

 

早稲田や関東学院などの大学トップチームなら、スペイン、ドイツなら代表チームにも勝てそうな感じでした。サッカーなら足元にも及ばないでしょうが、ラグビーは十分日本が勝てそうです。quicknessは圧倒的に日本の方が上です。ドイツやスペインとイングランドは何が違うのか?サッカーならホントいい勝負なのに。

 

体がただ大きければラグビーで勝てるわけではない。試合の最後まで落ちない体力と敏捷性、途切れない集中力、そしてラグビーを知らないと勝てないんだなぁとつくづく思った週末でした。

 

国試おつかれさん[リレー日記]

 written by 魚住 洋一投稿日時:2010/02/23(火) 05:05

部員のみなさん、マネさん、コーチ陣の方々、OBOGの皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。

現役は試験中の様ですから、割り込みします。

医大6年生、看学3年生のみなさん国試お疲れさまでした。ゆっくり羽をグラウンドで伸ばして下さい。

現役部員のみなさんは週末のハーフマラソン頑張って下さい。「なんでラグビー部やのに陸上部みたいな練習やねん」とネガティブにならずに、試合中60分間fullに走れることを目標に練習してたら「ハーフマラソンなんか軽いカルい♪♪」みたいな感じで全員サクッと走って欲しいなぁと思います。え?当たり前?失礼しました。

さて2年生のスキー訓練を見習って、魚住家もアルプスでのスキー転地訓練にいそしんでいます。息子も5歳になり3回目の訓練からは一人でリフトに乗って滑れてます。

 

 ラグビーは、大人の方は冬なのでシーズンoffです。え?ラグビーって冬じゃないの?と思うかもしれませんが、ドイツ最温暖のHeidelberg周辺でも今年一番の冷え込みはマイナス12℃でした。ちょっと外でボール持てない感じです。水たまりへのセービングも凍ってて無理ですね、岩永君(笑)。

ただ息子の方は体育館でフィットネストレーニングをやってくれます。先週水曜日はFasching(カーニバル)の為、仮装しての練習でした。みんな仮装したまま走りまわってました。

 

そうそう、年末は「クリスマス会」と称してクラブの over 35の忘年会で久しぶりに帰路の記憶が飛びました。米軍も含めて欧米人のビール一気飲みは見た事がなかったですが、彼らは許容します。というか喜んでました。一番下っ端で新参者すからね私、このチームで。ビールで記憶が飛んだのは、1年生の広島県人会以来です。まー、プレメディでホットワインの絨毯爆撃もガツンと効いてたんですけどね。でもみんな気さくで世話焼きでとても楽しい会でした。もうすぐ練習再開しますから、今度こそドイツラグビーの一端をご紹介したいと思います。

 

 辻 高志氏が早稲田の新監督に就任されましたね!現役の皆さんは早稲田のラグビー部よりも先に全体を指導して頂いた唯一無二のチームな訳です!この栄誉をしっかり胸に刻んで、塚本キャプテンのいう「血の滲む努力」を毎日コツコツの重ねてもらいたいと思います。小生もみなさんに負けないよう早朝ランニングを続け(毎朝挫けそうになりますが)、ラグビーの練習で怪我せずパリマラソンを走って帰国したいと思います!お互い頑張りましょう!

来シーズンへの飛躍![リレー日記]

 written by 魚住 洋一投稿日時:2009/12/02(水) 19:49

 こんにちは、ご無沙汰しております20期魚住です。現役の皆さん、シーズンお疲れさまでした。益子部長、コーチの皆様、ご指導ありがとうございました。OBの先生方は現役への暖かいご声援ありがとうございました。今年は残念でしたが、来年につながるシーズンだったのではないかと思います。

 さて先週末の土曜日、現在欧州ツアー中のオールブラックスとフランス代表のtest match生中継をTV観戦しました。学生時代はこの人達はまね出来ないって思っていましたが、最近は「野球でもラグビーでも世界トップクラスのプレーは多いに勉強になる」んじゃないかと思ってます(当たり前ですね)。今回の試合は39-12で好調オールブラックスがフランスをノートライに押さえて勝利しました。タックルで激しく肩を当てつつ相手の手も一緒にパックすることで、ノックオンを誘発したりする個々のプレーのレベルの高さ(スピードとテクニック)も感動しましたが、それ以上にオールブラックスの選手が基本プレーを淡々とこなすひたむきさに考えさせられるところ大でした。例えばBKのディフェンスは、相手がボールをパスしてボールが空中に浮いてる間に文字通り全速力で相手との間合いを詰め、パスをキャッチした瞬間にタックルに入ります。FWblind FLがこれも全速力で相手SOに向かって行きます。タックルやポイント周辺で寝た選手は目の覚める様な俊敏性で起き上がり次のポイントに全速力で戻ります。おそらくビーチフラッグやっても世界が取れるくらいquickです。これらを一回だけでなく試合開始から終了までの80分間、集中力を切らす事なく最後まで続けてました。この鉄壁のディフェンスを崩せないフランスは後半敵陣22mライン付近からドロップゴールを奪うのがやっとのようでした。

オールブラックスの選手はみな体も大きく、足も速く俊敏でタレントぞろいですが自分のタレントに決して奢る事なく、当たり前の地味な基本プレーを高いレベルで黙々とこなすところが実に恐ろしいです。

 現役のみなさんもシーズンオフはまず痛んだ体をケアしながら、是非いい試合をたくさん見て勉強して来シーズンの飛躍につなげて欲しいと思います。そして来年は今年以上に新入生を勧誘して、戦力をアップさせましょう!これが一番大事です。

OBOB用のブログが開設されたようですので、次の日記は、是非6年間の総括を中野渡君にお願いします。

Berlin marathon (ベルリンマラソン)ご報告[リレー日記]

 written by 魚住 洋一投稿日時:2009/10/09(金) 18:39

部員の皆さん、部長、コーチの皆様、OBの先生方、ご無沙汰しております、魚住です。

廣瀬君の前に割り込み失礼します。

ご報告が遅れまして申し訳ありません。先日無事ベルリンマラソンを走って参りました。結果、残念ながら4時間221秒と4時間を切れませんでした。途中のトイレ休憩(座ってする方)のタイムロスが痛かったです。本当は早くアップしたかったんですが、マラソンの時の写真を注文したので、それが届いてからと思って待ってました。が、音沙汰がないので今日アップします。(この写真は注文時のサムネイルみたいなので、解像度が悪いです)

初マラソンの感想は、、、「始める前は自分には無理かもなぁって思うようなことでも、誰かに背中を押されて始めてしまえばコツコツ前に進むだけでなんとかやり遂げることができるもんだな。」です。そもそも今回のマラソンは小生が幹部候補生学校のころからお世話になってる、自衛隊同期の歯科医官の高橋2佐に「ドイツに留学するなら、ベルリンマラソンくらい走っておいでよ。」と勧められたことです。彼は入隊同期ですが、東北大学出身で大学院を修了してから自衛隊に入隊されました。大学時代は陸上の長距離選手で学生代表でホノルルマラソンに招待選手として出たこともある実力の方です。自身もオーストリア留学中の2年間にベルリンマラソンや地域のマラソン大会に出場され、あるハーフマラソンで優勝されました。それに刺激されたわけですが、勧められなければ留学中に決してフルマラソンを走ることはなかったと思います。走ってみて30㎞後半に「突如足が動かなくなって大きく息を吸おうと思っても横隔膜が広がらなくって思うように深く呼吸ができない」という状態になってみて、「あー、人間の体ってこんなことになるんやなぁ。これ相当乳酸溜まってるんやろな・・・」なんて考察することも不可能だったでしょう。

4時間以内に走るという目標が達成できなかったので、4月のパリマラソンで4時間以内に完走してから帰国することにしました。高橋さんにも相談して毎朝走るコースを変えて、起床を15分早くして途中にブドウ畑の坂道コースを加えました。たった標高2300mの丘ですが斜度が急なのでいいです。真冬は相当寒いようですが、くじけず続けたいと思います。一緒に春のパリ路を走ろうという方、ご連絡お待ちしております。http://www.parismarathon.com/

そしてもう一つ報告を。

今週から長男が近くのちびっこラグビーに行き始めました。で、そのコーチに聞いてそのクラブのOBチームを紹介してもらい、小生も今日から練習に参加することにしました。まったくどうなるかわかりませんが、とりあえず目の前の課題に全力で取り組もうと思います。またこちらも落ち着いたら報告します。

現役の皆さんは、公式戦勝利に向けて一日一日bestを尽くして頑張って下さい。日比野先生の公演の黒板にもありましたが、準備に失敗することなく、結果の如何に関わらず悔いの残らないシーズンになることを期待しています。

鷲見監督代行は、現役の背中を押してやって下さい。

それではみなさんインフルエンザに負けずお元気で!

 

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