これぞ春という日和の中、千葉県習志野駐屯地に行ってきました。３月に合宿でお世話になったお礼を兼ねて今後どのような形にできるかの調整でした。そこに丁度？２年生が部隊実習で習志野に来ていて、飛び出し塔や体力向上運動など厳しい訓練を見てきました。習志野第一空挺団は陸上自衛隊のエリート集団「精鋭無比」を掲げ毎日厳しい訓練を積んでいます。防医大学生の訓練で一番きつい訓練です。飛び出し塔は高さ１１mからワイヤーで釣られているとは言え飛び出す訓練です。高所恐怖症の人は絶対に駄目でしょう。以前全日本柔道選手が合宿に来て、あの井上康生選手が最後まで飛べなかった話は有名です。飛ぶ前に決意の言葉を発して飛ぶのですが、殆ど絶叫に近いです。ラグビー部の３人は何事もなかったように飛びましたが、武川は飛ぶ前に興奮して鼻血を出していました（笑）。午後は体力向上運動。指導する教官は習志野ラグビー部の前主将の木崎２曹。鍛え抜かれた筋肉美を全面に学生に妥協せずきびきびと指導していました。今まであまり理不尽なことをした事のない学生にとっては印象深い訓練になった事でしょう。それよりもっとインパクトがあったのは、防医大生の向こう側では、本物の空挺レンジャーの教育訓練をしていました。延々と続く体力練成と反省。何を言っても「レンジャー」としか答えず。障害走では壁を超えロープ登り、地べたをほふく前進の繰り返し。教官に罵倒されても黙々と続ける隊員。最後は山に入って訓練ですが、ほんとに頭が下がります。彼らが国の防衛の最前線に立っていることが誇りに思います。その一端を垣間見ることができた学生は大変だったとは思いますが、いい経験になったと思います。御苦労さま。

９日に入校式が終わり、早速学友会のクラブ紹介が行われました。ラグビー部は毎年、オールブラックスの出陣の踊り「ハカ」をやっていたのですがイマイチインパクトが弱く１年生にどん引きされていたので今年は趣向をこらして臨みました。１年生は短時間でラグビー部を理解するのは当然できないし、自分と全く違う世界の集団と思われたかもしれません。いいんです。ラグビー部は異質な存在で特別な集団ですから（いい意味でですよ。）これをきっかけに時間をかけてこちら側に引き込みたいと思っています。間違いなく防医大の中で一番充実している部はラグビー部なんだけどなあ。

学校の桜もほぼ満開。久しぶりに入校式と桜がマッチしました。（毎年温暖化で散っています）初々しい１年生が掛け声をかけるも手足がそろわず行進がぎこちないのも今日だけ許される一日です。卒業式は防衛大臣、入校式は防衛大臣政務官が防衛省のトップとして臨席しますが儀仗隊が栄誉礼を捧げます。ラグビー部からは佐々木大雄、北川が参列。遠藤は指導係だそうです。（なぜと聞いたら足が短いらしい。ウソ？ホント？）入場してＶＩＰが登壇するまで休めの姿勢とは言え１５分以上じっとしているのは大変です。ご苦労さんです。入校式が終わって正式に新入生になったので明日クラブ紹介があり、ラグビー部の勧誘が本格的に始まります。土曜日のＢＢＱのも参考にしてなるべく多くの部員を確保できるように頑張ってほしいです。

監督　２５期　なかや　つくる　です。

昨日は指導官として担当する６年生（３４期）とお花見をしました。
場所はもちろん航空公園。

気候も良く、航空公園は花見客で大盛況でした。
まわりを見渡すと、なぜかそこには見たことのある人たちが。
前日は新入生とBBQ、昨日はお花見とラグビー部員、元気です。





デートをしていたある学生は・・電話を無視して楽しんだようです。

となりにこんな人もいたので絡んでみました。今年もBKの指導よろしくね。