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ブログ 2011/10/22

慶応大戦前日[マッシードリーム号]

 written by 益子 俊志投稿日時:2011/10/22(土) 11:55

昨夜から降り続く雨にグラウンドも水たまりも大きくなって、練習は泥だらけ。しかし学生は明日の慶応大戦に向けて熱く熱く練習していました。初戦は苦杯をなめましたが、明日は是が非でも勝つ。そういった気迫が感じられました。グラウンドコンディションが悪いとか、どこか痛いとか、言い訳をしないのがチームのポリシー。どんなにベストの状態で試合に臨んでもキックオフで打撲したらベストではなくなる。だからと言って試合を放棄するわけにはいきませんから。昭和43年の大学選手権決勝。早稲田大対慶応大。結果は13-13の引き分けでしたが、その試合キックオフ早々早稲田大の選手が骨折。その当時はリザーブ制度はなく一人欠けたら14人でプレーしていました。骨折した選手は、チームのために何かできないか考え、ゴールポスト下で試合終了まで膝立ちで最後までグラウンドの外には出なかったという伝説の試合でした。自分のためにではなく人のため、チームのために自分を犠牲にする。ラグビーでは当たり前。その気持ちがチームに融合した時にとんでもない力を発揮すると確信しています。明日はすっきりした気持ちで試合観させてもらいます。

青戸さん、久米村コーチも激励に

中谷監督訓練参加のため妻鳥部長からジャージ授与

明日はセリちゃんにかかってるよ

部長訓示

訓示聞き入る選手
 
追伸
昨夜遅くにテレビ朝日の記者カイロ支局長がリビアで交通事故で死亡したいう連絡を受けました。野村能久。早稲田大ラグビー部名フランカーだった。私が’93年に監督した時の1年生。ガッツがありどんなにきつくても弱音を吐かず声を出していた。テレビ朝日入社後もタマリバでプレーしていて昨年もいい年してやっていたと思う。いつでも最前線の取材に率先して出かけリポートしていた。よく画面では見ていたのに。あまりにも急で信じられない。合掌

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