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ブログ 2011/2/8

八百長[マッシードリーム号]

 written by 益子 俊志投稿日時:2011/02/08(火) 22:29

大相撲を揺るがす八百長問題が大きくマスコミ等で騒がれてるが、一言。「駄目です」。相撲界の内情はわからないが、スポーツとは、お互いが切磋琢磨し、試合で真剣勝負をする。やり直しのきかない勝負を挑む。特にラグビーにおいては激しく身体をぶつけ合って時にはカーっとなって殴りたくなる時もある。しかしそこで理性を働かせてぐっとこらえて、渾身のタックルで返す。レフリーのジャッジには文句を言わない。そこに倫理が存在し、フェアープレーを楽しむ。ラグビーの世界で八百長をしたとしたならば、やっている選手も観客もしらけてやる気も観る気もなくすだろう。ラグビーとは不思議なスポーツで、先日の日曜日も秩父宮ラグビー場で、早稲田大学対NTTドコモの試合を観た。後半までもつれたが、最後はNTTドコモに突き放された。しかし、観客は最後まで帰ろうとしなかった。野球などは試合の大勢が決まったら途中で皆帰ってしまうのは良くあるが、ラグビーはそうではない。何故?負けが決まっていても最後の最後までディフェンスしようと魂の入った「タックル」に期待しているのだ。ラグビーの魅力はタックルなのである。観客もそれをわかっているのだ。「タックル」がスポーツの真髄を表しているのではないか。相撲界にも魂のタックルを期待したい。

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