昨日、日本代表がカナダに勝った。前半リードされての後半逆転勝ち。アウェイでよく頑張った。確実に力をつけてきて期待が持てそうだ。それよりも驚いたのは、高校九州大会の福岡県予選。4月に全国高校選抜を制した東福岡を準々決勝で破り決勝で小倉高校破り見事優勝した修猷館高校。両校とも県内有数の進学校。それも県立。昨年埼玉代表で花園出場した浦和高校も県内トップの進学校。そういえば私が97年英国にいいている時のスコットランド代表のキャプテンは英国陸軍の軍医だった。前回のＷ杯の南アフリカ代表の3番も医者だった。世界的にプロ化になり昔のように弁護士や医者が代表になるのは少なくなったが、日本でも世界でもまだまだそのような文化は存在する。他競技ではない事だ。ラグビーは紳士のスポーツと言われる所以は英国の貴族がプレイしていた。オックスフォードとケンブリッヂ大学が初めて定期戦を行ったのは1871年。フットボールから生まれたが、英国パブリックスクールで盛んだった。パブリックスクールは午前中に科学者を午後に軍人を夜に政治家をつくると言われている。そんな文化が日本でも存在するのは面白い。そういったところでラグビーをやった人間が医学の世界や政治の世界で活躍する事が世界中が平和で幸せになる事につながるだろう。