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ブログ 2020/8/6
大学生の読書感想文①「ネット絵史」[ハクセンさんの白線流し]
投稿日時:2020/08/06(木) 23:30
こんばんは。夏合宿中は頑張って毎日更新したいハクセンです。
今回は読書感想文を書いていこうかなと。
私は絵心がなく、学校の授業以外で絵を描いたことは全くありません。そんな私が「イラスト」(まあ特に萌えイラストですね)に深く興味を持つようになったのは大学に入ってから読むようになり、今では月に10冊は読んでいるライトノベルがきっかけです。
ライトノベルとイラストの発展は相互に切り離して考えることはできません。ライトノベルの出現、普遍化により「物語性を持ったイラスト」を描く技術やノウハウは向上し、広まりました。つまり、描かれているキャラクターの生きる世界観やその性格、大まかな作品ジャンルを(イラストとしての魅力を損なわないまま)伝えさせる技術が発展したのです。
このようになラストの発展にはライトノベルの出現をはじめとして、その在り方を大きく変えるターニングポイントがいくつかありました。そのターニングポイントを語っていく上で欠かせない大きな要素が「インターネット」なのです。
今回紹介する「ネット絵史 インターネットはイラストの何を変えた?(虎硬 著)」はまさにイラストのターニングポイントにおいてインターネットがどう関わってきたのかが、30年の歴史と共にまとめられた一冊です。
本書では「個人サイト、掲示板」「SNS」「ソーシャルゲーム」という三つのイラストを大きく変えたターニングポイントについて記されています。
この三つの中で、「SNS」についてはイラストに興味がない皆さんでもイメージしやすいと思います。SNS登場以前はイラストレーターはそれぞれの個人サイトでイラストを公開し、それをまとめサイトやリンクで共有するのが一般的でした。しかし、SNSという包括的で大規模なコミュニティの登場によりイラストを容易に、そして大多数の人間に対して公開できるようになりました。それはつまり、イラストが客観的かつ多角的に評価されやすくなったことを意味します。中にはランキング付けをするサイトも存在し、ゲームのようなヒエラルキーがつけられるわかりやすいシステムには、イラストを描く側も見る側も興奮し、イラスト文化は爆発的に発展しました。
「個人サイト、掲示板」「ソーシャルゲーム」について記された章でも、それぞれがイラストをどう変えたのかが分かりやすく解説されており、イラストがたどってきた歴史についての知識と興味がますます深まりました。
また、インターネット以外にも、デバイスやソフトの発展とイラストの関係について書かれています。他にも、インターネットの台頭以前から活躍し、今なお絶大な人気を誇るredjuice先生などのインタビューも掲載されており、これ一冊でイラストの歴史と変遷が大まかに網羅されています。
私は今までイラスト好きを自称してきましたが、イラストの何が好きなのか、あるいは一枚のイラストについて、このイラストはどうしていいのか、を漠然と感覚的にしかとらえられず言語化はできずにいました。それは私がイラストを好きになってまだ数年であるから、そして自分自身が絵を描かないためイラストに詰め込まれている技巧、技術を知らないからです。
今回紹介した「ネット絵史」を私が読もうとしたきっかけはここにあります。イラストの歴史を、技術を知ることでもっと一枚一枚のイラストを深く見て、読み取り、知ることができるようになると思っています。
今後もこういうジャンルの本を紹介することがあるかもしれませんがお付き合いいただければ幸いです。
ではまた。
今回は読書感想文を書いていこうかなと。
私は絵心がなく、学校の授業以外で絵を描いたことは全くありません。そんな私が「イラスト」(まあ特に萌えイラストですね)に深く興味を持つようになったのは大学に入ってから読むようになり、今では月に10冊は読んでいるライトノベルがきっかけです。
ライトノベルとイラストの発展は相互に切り離して考えることはできません。ライトノベルの出現、普遍化により「物語性を持ったイラスト」を描く技術やノウハウは向上し、広まりました。つまり、描かれているキャラクターの生きる世界観やその性格、大まかな作品ジャンルを(イラストとしての魅力を損なわないまま)伝えさせる技術が発展したのです。
このようになラストの発展にはライトノベルの出現をはじめとして、その在り方を大きく変えるターニングポイントがいくつかありました。そのターニングポイントを語っていく上で欠かせない大きな要素が「インターネット」なのです。
今回紹介する「ネット絵史 インターネットはイラストの何を変えた?(虎硬 著)」はまさにイラストのターニングポイントにおいてインターネットがどう関わってきたのかが、30年の歴史と共にまとめられた一冊です。
本書では「個人サイト、掲示板」「SNS」「ソーシャルゲーム」という三つのイラストを大きく変えたターニングポイントについて記されています。
この三つの中で、「SNS」についてはイラストに興味がない皆さんでもイメージしやすいと思います。SNS登場以前はイラストレーターはそれぞれの個人サイトでイラストを公開し、それをまとめサイトやリンクで共有するのが一般的でした。しかし、SNSという包括的で大規模なコミュニティの登場によりイラストを容易に、そして大多数の人間に対して公開できるようになりました。それはつまり、イラストが客観的かつ多角的に評価されやすくなったことを意味します。中にはランキング付けをするサイトも存在し、ゲームのようなヒエラルキーがつけられるわかりやすいシステムには、イラストを描く側も見る側も興奮し、イラスト文化は爆発的に発展しました。
「個人サイト、掲示板」「ソーシャルゲーム」について記された章でも、それぞれがイラストをどう変えたのかが分かりやすく解説されており、イラストがたどってきた歴史についての知識と興味がますます深まりました。
また、インターネット以外にも、デバイスやソフトの発展とイラストの関係について書かれています。他にも、インターネットの台頭以前から活躍し、今なお絶大な人気を誇るredjuice先生などのインタビューも掲載されており、これ一冊でイラストの歴史と変遷が大まかに網羅されています。
私は今までイラスト好きを自称してきましたが、イラストの何が好きなのか、あるいは一枚のイラストについて、このイラストはどうしていいのか、を漠然と感覚的にしかとらえられず言語化はできずにいました。それは私がイラストを好きになってまだ数年であるから、そして自分自身が絵を描かないためイラストに詰め込まれている技巧、技術を知らないからです。
今回紹介した「ネット絵史」を私が読もうとしたきっかけはここにあります。イラストの歴史を、技術を知ることでもっと一枚一枚のイラストを深く見て、読み取り、知ることができるようになると思っています。
今後もこういうジャンルの本を紹介することがあるかもしれませんがお付き合いいただければ幸いです。
ではまた。
これいつ終わるんだろうね[リレー日記]
投稿日時:2020/08/06(木) 20:51
長かった梅雨がやっと明け、突然の猛暑に皆さん体が悲鳴を上げていることかと思われます。菅平合宿の調整担当だった栄です。今年は梅雨が長いどころか7月の台風が0とのことで、ここ数年の異常気象が気になっている今日この頃です。
さて、今年度の合宿は新型コロナの影響で外部では実施することが叶わず、校内合宿のみとなりました。経験値を多く積むチャンスでしたが、これに負けず校内合宿がんばります。また、校内合宿の最終日に打ち上げのようなレクリエーションも計画していたのですが、この1週間の患者数急増のため、これも中止となりました。本当にコロナの影響は大きいと実感させられます。
地元大阪もコロナの影響は大きく、今年はせっかく帰省しても特に何も出来ませんでした。かと思えば、突如大阪府の緊急会見を受けてイソジンが買い占められるなど、大阪は今年も変わらねえなぁと苦笑いしてました。来年にはどっちの意味でも落ち着いてるといいのですが…
次回は本摩君、よろしくお願いします。
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