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ブログ 甲斐 竜征さんが書いた記事

好きこそものの上手なれ[リレー日記]

 written by 甲斐 竜征投稿日時:2023/06/05(月) 12:10

甲斐です。
つい先日の陸上競技の大会を引退試合として 陸上部の責任学年を後輩に降ろし、やっと肩が軽くなりました。
中学1年生の頃から11年も続けてきた陸上競技ですが、これからは好きなときに練習して 好きなときに大会に参加するだけの自由な身分になります。

陸上競技、特に長距離選手にとっては この「好きなときに走る」というのが結構難しいもので、「キツいことを好んで出来る」それだけで立派な才能かもしれません。
筋トレと同じで 超回復を引き起こすくらいの追い込みをしなきゃ成長できないスポーツなので、トレーニーと陸上選手は同じような資質を持っているもんだと思っています。
長期目標を見据えてコツコツ苦しい努力を積み重ねられる人は勿論、後先考えず自分を痛めつけられる人も 尊敬すべき もの好きだと思えます。

ところで、「好きこそものの上手なれ」という有名な言葉は、
「器用さと 稽古と好きの そのうちで
好きこそものの 上手なりけれ」
という千利休の教えを短歌にしたものに由来していると言われています。
器用さ(才能による巧拙)や 練習の多寡よりも、好きだということが最も上達に寄与するのだと説かれています。
これは本当にその通りで、当てはまる場面はかなりたくさんある気がします。

自分はまだラグビーが上手い、強い自信は持てないし 実際試合経験も少ないですが、それでも 悔しい、もっと上手くなりたい、認められたいと思えるのは ラグビーやこのチームが好きだからなんじゃないかなと考える訳です。
部活としての陸上競技が一段落した今、ラグビーにこれまで以上のコストを費やせるようになりました。「好き」を続けつつ もっと「稽古」を積んでいければなと思います。

さて、「好き」でなくても頑張らなければならない場面にも直面しております。
9月の初めにCBT(病院実習に必須な進級試験)があります。夏合宿を終えて半月しかありません!
今日からあと3ヶ月もないので、そろそろ嫌々頑張ろうかな…と思います。

次回、神宮くんです。勉強も頑張りつつラグビーも頑張っている彼の大きい背中を見ながら僕も頑張ります٩( ᐛ )و

二兎追う者は二兎得てこそ漢[リレー日記]

 written by 甲斐 竜征投稿日時:2022/11/15(火) 09:52

どうも甲斐です。
次の日曜日に、陸上部でハーフマラソンに出場します。
奇しくもその日は 東邦戦の当日です。そのため、とても残念なことに、僕は今年度防医大ラグビー部の超重要な一戦を 生で観戦することが叶わない訳です(泣)
運動部を兼部するとこういった弊害もしばしば起こり得ます。

特に運動部の兼部というのは だいぶ珍奇なものだそうで、同じ境遇でアドバイスしてくれる先輩がほぼいないのです。
なので、この場をお借りして、後輩たちへ向けてアドバイスを残しておこうと思います。


まずは改めて自己紹介です。僕は元々陸上部、山岳部、音楽部、ME部(これは幽霊部員)に所属していて、これらに加えて 2年生の夏にラグビー部に入部しました。

兼部のデメリットととしてまず挙げられるのは、スケジュールが被ったときの調整です。
今回のように、大会などが同じ日にちに被ってしまったりすると、どちらかは諦めなければなりません。
普段の練習についても、時間帯が同じことが多いので 優先順位を付けて参加しなければいけません。例えば僕は、来夏に陸上部を引退するまでは陸上部優先、それ以後はラグビー部優先にしようと考えています。逆に、時間が被らなければ 1日に2部練、3部練となることもたまにあります。兼部する部活にもよりますが、かなり体力勝負だと思います。
他にも、卒業式や仮入部期間中など、いろんな部活が同時並行で動くようなイベント中は、身体が複数個無い限り不可能なスケジュールになることも多々あります。
また、主に週末に活動している山岳部などは 金曜や土曜の練習に被らないようにすると、オフシーズンだけしか参加が厳しかったりもします。

また、半分愚痴になりますが、部の運営も大変だということを ここ数ヶ月でひしひしと実感しています。
殆どの部活では 医学科は3年生で幹部学年を務めます。
やってみて改めて感じたのですが、複数の幹部学年を同時に務めるのは なかなか骨の折れることです。あと数ヶ月で音楽部、来夏まで頑張ったら陸上部の幹部学年は終了ですが、来冬からはラグビー部の幹部学年です。
幹部学年をやっていると、その競技に深く関わらざるを得ないので とても理解が深くなるのは恩恵があるんですが、その分 時間や体力などのリソースを割いているので シンプルに大変です。


さて、デメリットばかり列挙すると 陰鬱になってしまうので、兼部の素晴らしい点も挙げて バランスを取っていこうと思います。

まず、楽しいです。
好きで その部活をやっている訳なので、楽しいです。「あれもやりたい、これもやりたい。なら全部やってしまおう」の精神で生きてたら、気付いたらこんな有様でした。大変だけど、楽しいです。
幾つも兼部していると 日常生活のほぼ全ての時間を部活に費やすことになりがちですが、スポーツや音楽など、趣味を部活の枠組みでやってるだけなので、楽しいです。

次に、交友関係が広がります。
大学時代の交流範囲は殆ど、所属しているコミュニティの和集合になるので、運動部に2つ入ると その範囲はほぼ2倍になります。
学科や学年が異なる人とは 部活が一緒じゃなかったら出会ってもなかったというパターンはとても多く、特に外部との繋がりが希薄な防医大では、知り合いが増える分 学校生活が賑やかになると思います。
ただ、ごはんや差し入れなど、奢ってもらえる量が2倍になる分、後輩に奢ってやる量も2倍になります。既に懐は寒いですが、これから上級生になっていくので お金を貯めようと頑張っています。


では、今回はこの辺で筆を置きます。
次は上妻さんです。松葉杖の印象が付きすぎて、この前 真っ暗な外で見かけたときに シルエットで先輩を判別できるようになりました。手術、無事に終えて良かったです

旅行行きたいなー(2)[リレー日記]

 written by 甲斐 竜征投稿日時:2022/04/26(火) 10:57

どうも甲斐です。コロナ禍も収まらず 制限や自粛が続く中ですが、僕は至って元気です!

この状況下で 対面講義や実習が尽く中止され、代わりに提出しなきゃいけない課題だけがどんどん山積していきます。医学生たるもの自発的に勉強していると言ったら嘘になりますが、とても充実した毎日を過ごしています。

さて、もうすぐGWということもあり、この1週間は少し浮き足立っています。折角のお休みだし「旅行行きたいなー」って僕も思いますが、密を避けた旅行となると中々難しいものです。

そこで、今回は1人旅行をオススメしたいと思います。
メリットは、とっても自由だってことです。他人と予定も行動も合わせる必要も無く、行き当たりばったりの旅程でもガチガチの旅程でも気になりません。
デメリットは、話し相手もいなくて ちょっと寂しいことですが、周りに目を向けるしか無い分 いつもと違う風景、違う体験に非日常感を味わうことが出来ます。

僕は 宿や移動手段で切り詰めて食事や体験にリソースを割くことが多いので いつも体力頼みの限界旅行になってしまうのですが、このように個人の趣向に合わせた旅行が出来るので 慣れるととても楽しいです。けど、友達と行く旅行もしたいなーと寂しく感じることもたまにあるので お誘いも待ってます笑

僕は 北海道や東北、甲信越、北陸の方には殆ど行ったことがないので、思い切って遠出をするなら 次はその辺がいいかなーとか思い描いてます。
取り敢えず今回は この辺で筆を置きたいと思います。どこかおすすめの旅行先があれば是非教えてください!

ON/OFFスイッチ[リレー日記]

 written by 甲斐 竜征投稿日時:2022/02/08(火) 06:29

ここ最近ずっと、試験勉強そっちのけで趣味に時間を割きまくっていた甲斐です。おかげで、進級試験では100点は取れませんでした。が、受かったので万事OKです!


防医ではよく、偶数学年が忙しいと言われています。2、4、6年生ですね。
他大の医学部でも同じようなものなんでしょうが、6年生は国試、4年生はCBT、そして2年生では進級試験があります。これらの試験は、授業の落単とは別に留年が確定しうるため、なかなか気の抜けない通過儀礼となります。大変ですね~

しかし、裏返して考えてみれば、1、3、5年生は比較的忙しくはないのではないかとも解釈できます。事実、3年生になったら大学生らしく遊びを謳歌したりスポーツや文化的な趣味に打ち込んだりする人も多くなるようです。
自分も3年生になったら、単位や試験のための勉強に割くウェイトを減らして、それ以外の時間を増やしていきたいなと、ワクワクしています。


自分はかなり多趣味な人間なので、やりたいことを全部やろうとすると、時間もお金も体力も足りません。
なので、特に来年度頑張ろうと意気込んでいる趣味について1つだけ書こうと思います。

それは、勉強です。
勉強って言って、趣味だと捉えてくれる人はちょっと少ないかもしれませんが、自分にとって、自発的にやる勉強は趣味だと認識してます。元々何か新しく学ぶこと自体は好きなので、そのとき興味のあることを気の向くままに学び漁ってます。

ただ、いつも長続きせずすぐに気移りしてしまうので、今年は「資格を取る」という明確な目標を設定しました。
そこで、今一番気になっているのが色彩検定です。ファッションやインテリア、イラストなど、日常生活の中で色について詳しかったらいいな~と感じる場面は数多くあります。膨張色や色のトーンなどよく聞く言葉も、色彩学で扱われる事柄らしいです。
2級と3級の試験が6月にあるので、今年上半期は資格勉強に勤しんでみたいと思います。結果報告が無ければ、一刻の妄言だったと思って忘れてください笑。
ちなみに、似た名前のカラーコーディネーター検定の方が、ファッション分野などについてより専門的で、難易度は高めだそうです。


さて、防医の合格発表は既にありましたが、国公立や私立の大学受験を控えている人は今がまさに正念場と言ったところでしょう。
それに、先週末には医学科6年の国試が終わりました。来週末には看護科4年の国試もあります。
みんないつになっても勉強してるんだな~と、しみじみと感じます。


次回のブログは池内先輩です。
自分が3年生になるって聞くより、1つ上の先輩がもう4年生になってしまうと聞く方が時の流れを早く感じるのはどうしてなんでしょうか。

新参者[リレー日記]

 written by 甲斐 竜征投稿日時:2021/09/30(木) 23:29

初めまして!2年の甲斐です。

今年の夏に入部したばかりで、まだまだラグビー初心者です。
僕は中学1年生の頃からずっと陸上競技をやっていて、中長距離を中心にトラック種目を幅広く専門としてます。現在は陸上部と兼部しているので、空いている土曜日にラグビー部の練習に参加しています。


では、自己紹介を兼ねて、途中入部することになった経緯を簡単に書こうと思います。

入部した一番のきっかけは、1年の板井の入校です。
前回のブログで彼が言った通り、僕は彼とは高校の同期です。3月に彼が防医に来る旨を教えてくれたときに、同期や先輩に「ラグビー経験者が入校してきますよ!」と話したことが(何故か)僕への勧誘の始まりでした。
僕への勧誘が実際どれくらい本気だったのかは知らないですが、2カ月くらい誘われ続けたくらいで「無理とか嫌とか思わないからアリかもしれない」という考えに変わってきました。それで、4年生で陸上部を引退したらラグビー部に入部しようということにしました。

すると、本格的に参加する4年生までに基礎練習を積んでラグビー自体に慣れてはどうかという提案をされ、仮入部することになりました。プロ野球の育成選手みたいなものですかね。それが夏休みの直前まで続き、夏休み最終日にエリオ先輩に今後の進退を問われたときに正式にラグビー部の一員となりました。
1年生の部活決定の時には厳粛な雰囲気の中で入部届を書いたので、先輩に「俺に『入ります』って言ってくれればそれでいいよ」と言われたのがあまりに呆気なく感じて笑っちゃいました。


こうして、今日まで少しずつラグビーをやってきて初めて気付かされたことがあります。
ラグビーについてそこまで知らない内は、ラグビーはフィジカルの強さが勝機に直結するようなスポーツだと思っていました。そういう面も大きいとは思いますが、ルールや戦術を勉強したり練習に参加したりしていると、知略や判断力もラグビーの強さに大きく関わっていると感じました。
練習中に先輩たちの言ってることを理解できないことも多いので、技術的な練習と共にそのような戦術にも慣れていかなければいけないと少し焦りを感じています。これから頑張ります……


さて、書きたい内容はもう少しありますが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。僕が次書くときまでネタを忘れないように、ここにメモして終わります。「W杯」「陸上競技との違い」「多忙な第2学年」、お楽しみに!

次回の更新は森。後輩ですが、ラグビー歴は僕より数カ月先輩です。よろしくお願いします!

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