リレー日記 ~OB編~

太陽生命カップ2014

投稿日時:2014/09/15(月) 08:37

昨日ですが、太陽生命カップ2014の準決勝を応援するため、早起きして茨城県まで行きました。
今回で第5回目となる中学生ラグビーの全国大会で、学校チームとクラブチームの2本立てで水戸市を会場に行われています。
筑紫丘高校ラグビー部のOBが運営している筑紫丘ラグビークラブジュニアスクールが九州代表の1チームとして初出場し、初戦突破との報を受け駆けつけました。快晴で暑いくらいでしたが、風は涼しく、絶好のお日和でした。
【筑紫丘ラグビークラブジュニアスクールの       【向かって左が筑紫丘、セカンドジャージでした】
中田校長(向かって右)と中村事務局長(向かって左)】

準決勝のお相手は伊丹ラグビースクールで連続出場5回目の強豪です。春の練習試合では負けたとのことでした。20分ハーフの一進一退の伯仲した展開でしたが、個人の走力にまさる伊丹チームが後半突き放し20-10で決勝へ進みました。本日筑紫丘は3位決定戦。もう一勝あげてほしいところです。

その後、足を伸ばして、鹿島神宮へ参拝。防衛医大チームの必勝をご照覧あれと祈願してきました。
鹿島神宮はタケミカズチ(建御雷之男)大神をご祭神とし、武の神様です。タケミカズチ神は古事記では「伊都之尾羽張」の子とされ、出雲での国ゆずりの物語に登場します。対決したタケミナカタ神(オホクニヌシの子)を力競べで負かしたあと、出雲から諏訪まで追ったとされます。この力競べは相手の手をつかむらしく、大東流合気柔術では、合気を使ったはじめであると考える師範もいるようです。合気道でいえば両手取り呼吸法のようなものだったのかな~と想像してしまいます。福岡県糸島市には雷山という山があり、「伊都」を糸島地方(伊都の国と志摩の国)の国名と考えれば、タケミカズチ大神は九州出身の神様ではなかったのかな~なんて思ってしまいます。

鹿島神宮といえば塚原卜伝の鹿島新當流剣術で有名ですね。旅立ちのことを「鹿島立ち」ともいうように、防人・武人が旅立つ際、道中の無事を鹿島神宮に祈願する習わしもあったと言われます。

いにしえの防人(制度は646年から826年まで続いたらしい)の赴任先は筑紫国であり、663年白村江の戦いで破れたヤマト朝廷が大陸や半島からの軍事的圧力へ備えたためとされています。自分は筑紫国(奴国あたり)の出身ですので、古の東国武人へ感謝です。

ジュニアチームのご縁で、筑紫国と東国(常陸国)に考えを巡らした楽しい1日でした。
(ラグビー部長 4期 妻鳥元太郎)

 





 

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