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マッシードリーム号

ラグビーの歴史と文化

投稿日時:2009/10/06(火) 18:18

9月27日夜に埼玉県ラグビー協会コーチ委員会主催による講演会がありました。そこに日本ラグビー協会名誉会長の日比野弘氏をお迎えし、「ラグビーの歴史と文化」という演題で話していただきました。先日、医歯薬リーグの主将会で私も話しましたが、ラグビーは独特の文化を持ち、ただ勝てばいいという勝利至上主義に最近のラグビー界はなっているのではという危惧がありました。ラグビーはサッカーと違いワールドカップの始まりは1987年にスタートしまだ6回しか開催されていません。それはラグビーは対抗戦の意識が強くトーナメントを行う考え方は薄かったのです。お互い試合をして友情を育むそれがラグビー文化なのです。日比野さんは、時代とともに変えていかなくてならないものと変えてはいけないものがあると訴えていました。ラグビー特有のスポーツ文化はいかにプロ化の波は大きくなろうとアマチュアの時代からの普遍的なものは私たちが継承していかなければならないと再認識しました。特に学生ラグビーにおいてはイギリスと日本の決定的な違いがあります。防医大の学生も先週まで試験で大変な時間を過ごしたようですが、私が英国オックスフォードに行っていたころですが、彼らは試験中だろうが勉強が忙しいとかレポートがたまっていようが、練習は休みません。それをなぜかと問うと、勉強は勉強。ラグビーは生活の一部だと。いくら忙しくても食事はするし風呂も入る。彼はそういう感覚なのです。日本の学生は勉強があるから練習ができない、ラグビーの練習がきついから勉強ができない。これは言い訳です。他競技でもそうだと思いますが、こんなことを言っていたら、いつまでも日本ではスポーツ文化が根付くことはできないでしょう。文武両道とは素晴らしい言葉ですが、私はいつも言っているのは、勉強とスポーツを同じ土俵にのせるなと。もっともっとラグビーが生活の一部に入り込んで行くことを願っています。

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