マッシードリーム号 2009/10/26

蜘蛛の糸

 written by 益子 俊志 投稿日時:2009/10/26(月) 17:25

昼休み、中野渡、岩永学生が深刻そうな顔をして来ました。何事かと思いきや、31日のブレディスロウカップのチケットのことでした。あれはその辺のローソンで売っているからとのことで一件落着。それから昨日の試合の話から彼らが入校当時の話まで懐かしく話しました。1年生の頃は岩永180cm50kg中野渡は180cm60kgだったそうです。ちなみに私は180cm68kgでした。人間鍛えれば大きくなります。身体ばかり大きくしても人間成長しませんから頭も鍛えろということで医学的な質問をしましたが完璧(非常に初歩的これで国家試験が受かる保証は全くありませんが)アナフィラキシーの話になりハチに刺されることでどのようになるのか、私は少年のころアシナガバチに鼻の先を刺され大変な思いをしたのを思い出して彼らに聞きました。ハチから蜘蛛の話になり、私はこの世で存在を消して欲しい一番が蜘蛛です。蜘蛛の糸は縦糸横糸どちらが粘着力があるとか、天敵のクマは黒いので黒い服は襲われやすいとかの中で「小説「蜘蛛の糸」の作者がわからず検索したら、芥川龍之介と思い出し一安心。もう一度読み直すと子供の頃に純粋であった心が濁っている自分に気付きました。常に自分がと思わず慈悲の心を持って生きていくことを再認識させられました。彼ら両名にもコピーして渡しました。ドクターになる学生はもちろん医学的な知識と技術は大事ですが最後はやっぱりハートでしょう。また楽しい時間を過ごしてしまいました。彼らは素晴らしい医者になることは保証しますが、国家試験に合格するかは保証できません。しっかり夜勉強しろよ。

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