リレー日記 2013/2/1

こんばんは。

 written by 橋本 悠 投稿日時:2013/02/01(金) 01:48

 和田さんからブログを書くように言われたので、1年生の間に割り込んで書くことにします。生活面のことは1年生が書いてくれたようなので、私は医学部での勉強について書いてみようと思います。受験生のみなさんには、これを読んでちょっとでもモチベーションを維持してもらえればと思っています。
 防衛医大では大雑把に、1年次に一般教養、2~4年次に基礎・臨床医学、5~6年でBSLというようなカリキュラムが組まれています。おそらくほかの大学の医学部と何ら変わりはないものだと思います。個人的には、一般教養をもう少し長くしっかりとやるようなカリキュラムと4年生までは英語の授業を継続して行うことが必要な気がしていますが、医学部で学ぶことの多さを考えれば、今のカリキュラムは合理的なのかもしれません。『いいお医者さん。』を育てるには、医学部での教育だけでなく、さまざまな社会経験なども必要だとは思うけれども、時代に即してカリキュラムをもっともっといいものにしていかなくてはいけないなと学生ながらに思います。説教っぽくてすみません。
 また、私自身理系科目が非常に苦手だったので、「医学部での勉強についていけるだろうか?」と心配していたのですが、特に心配ないというのが今現在の実感です。確かに、理論立てて勉強することは大事だけれども、暗記が非常に重要なウェイトを占めてきます。日本史や世界史が得意だった私にとって、コツコツ覚えながら知識を増やしていくことは、ちょっぴり知的好奇心を満たしてくれます。
 ところで、気になるのが医学部の教科書。文庫本などとは違って、数万円するものもザラです。(http://wiki.holy.jp/book/参照。)私は中古が嫌なので全部新しく買っていますが、かなり痛い出費になります。ただ、給料の範囲で賄えます。国民の皆さん、ありがとう。一生懸命勉強します。
 さらに、テスト。数百ページの教科書1冊がまるまる試験範囲、なんていう科目もあったりします。正直、大変です。受験なんかより。

 受験生のみなさんは、今本当に苦しい時期だとは思いますが、ぜひ頑張って医学部に入ってほしいと思います。受験勉強が役に立つかはわからないけれど、頑張った『経験』は大学へ入っても生きてくると思います。
 つぎは海士くんです。

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