新年の挨拶

2015/01/06

安武先輩の後を引き継ぎ、今期の主将を務めさせていただくことになりました38期の武川和樹です。
新体制に移行していくにあたり、所信の一端を述べさせていただきます。
 
昨シーズン、防衛医大ラグビー部は悲願であった関東医歯薬リーグ1部での優勝を達成しました。
これは創部以来初の快挙であり、シーズンを含めた1年間を通して、個人的にも非常に充実したものにすることができたと感じています。
この優勝はこれまで防衛医大ラグビー部にたずさわってこられた多くの方々の積み重ねのうえに成り立っているものと思われますが、私自身の身近なところで考えますと、防衛医大に入校しラグビーを始めてから昨シーズンまでの4年間、私の中で大きな存在だったのは、今の6年生である36期の先輩方です。
私がラグビー部に入部することを決意したのも、36期の先輩方が熱心に誘ってくださったことがきっかけでした。精神的にも技術的にも多くのことを教えていただきましたし、公私ともに本当に様々な面でお世話になりました。
これまでは私を含め多くの部員が6年生に頼る場面が多くありましたが、今季はその先輩方が引退され、私たち後輩の成長が不可欠な年になります。新主将に指名されチームを束ねる立場になった今、私にとって先輩方が大きな存在であったように、部員からの信頼を得て慕われる人間、そんな存在になることが現在漠然とイメージしている私の理想像です。
 
もちろん、記録としての結果を残すことも大切です。しかし、その目標を達成するためには、もっと大切なことがたくさんあるはずです。それを言葉ですらすらと書くことができるほど私の経験は豊富ではありませんし、まだまだこれから学んでいくことがたくさんあると思います。

この1年間は、益子先生をはじめとするコーチの方々やOBの先生方からこれまで以上に多くのことを学ばせていただき、防衛医大ラグビー部の一員としてあるべき姿をしっかり見つめていきます。
そしてその中で感じたことを言葉や姿勢で部員に伝えていきたいと思います。
 
1年間主将として精一杯努力して参ります。至らない点も多々あるとは思いますがご指導のほどよろしくお願い致します。
 

                                         主将  武川 和樹