今シーズンを終えて

2015/12/23

今年度主将を務めました第5学年武川和樹です。本年を振り返って1年間の総括と主将交代の挨拶を述べさせていただきます。
 
 前主将の安武先輩の後任として妻鳥先生に御指名をいただいてから早1年が経ちました。1月の初詣にはじまり、追い出しコンパ、春合宿、新歓、メディカルセブンズ、夏合宿、シーズンとあっという間の1年間でした。
まず今年度の成績を申し上げますが、メディカルセブンズ カップトーナメント1回戦敗退、関東医歯薬1部リーグ準優勝という結果となりました。私は2つの公式戦において優勝を目標に掲げておりましたので、力及ばず悔しいかたちになりました。
何よりも悔しいのは6年生の最後を勝利で飾ることができなかったことです。来年がある下級生と現役最後の公式戦となる6年生では気持ちの在り方や賭ける思いも違っていたと思います。最終戦での敗戦の後、涙をこぼしながらも笑顔で声をかけてくださる先輩方を目の当たりにすると、よりいっそうの悔しさが込み上げてくると同時に本当にこの方たちの後輩でよかったと感じました。また、心の底から悔しがっている下級生の姿を見ると、この敗戦からも得られるものはあったと思っています。
今年度は森監督をはじめとする首脳陣の先生方のもとチームを作ってきました。先生方の御力は大きく、経験の浅い私にとっては頼りとする場面が多々ありました。またOBの先生方におかれましても様々な面で部のサポートをしていただきました。防衛医大ラグビー部は多くの方々に支えられえているということを改めて感じております。
そして改めて感謝を述べたいのは同期の二人に対してです。私がグランドでの練習に集中して取り組めたのは、二人がその他のチーム運営をこなしてくれていたからです。この1年間3人で集まる機会も多く、もめることも多くありましたが、助けられることも何度もありました。これまでは3人で飲みに行くことなんてほとんどなかったのに今年は何度行ったか覚えていないくらいです。本当にありがとう。来年は勝って引退しましょう。
さて、今年が終われば来年が来る。新体制は早くも動き出しています。新主将には海士学生を指名しました。勝負に熱く、チームのために献身的になってくれる男です。来年は彼のもと1部優勝を奪取する所存です。
最後になりますが、来春からは部を取り巻く環境も大きく変化致します。御苦労をおかけすることも多々あるかと存じますが、首脳陣の先生方、OBの先生方におかれましては益々の御指導と御鞭撻を頂けます様よろしくお願い申し上げます。
1年間本当にありがとうございました。
                                              5学年  武川 和樹