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リレー日記

Every Life Matters, My Life is in Tatters

投稿日時:2020/06/04(木) 22:03

どうも、草間です。
あまりにも高く上げられたハードルはくぐり抜けることにしています。

つい先日、暇を持て余してYouTubeを見ていると、「あなたへのおすすめ」に『This Is America』という曲が表示されていました。



アーティストはChildish Gambino。見たことも聞いたこともない方でしたが、サムネイルの陽気なポーズでおどけた表情に興味を惹かれて再生してみました。
最初はサムネイルから想像できるような陽気なメロディで始まりました。しかし、Childish Gambinoが突然ギターを弾いていた男性を撃ち殺し、音楽は急激に切迫した暗いビートへと変わりました。そして彼はこう言い放ちました。

"This is America"

露悪的にも思えますが、これは現在のアメリカにおける黒人差別を切実に描いた映像です。奇しくもこの動画を見た数日後、アフリカ系アメリカ人のGeorge Floydさんが白人の警官に取り押さえられた際に死亡した事件が起こりました。動画の中で描かれた目を背けたくなるような残酷なシーンは、誇張でもなんでもなく現実に起こっていることだと言うことを思い知りました。このミュージックビデオには他にも多くのメッセージが込められていますが、ここで語るにはあまりにも多いので興味を持った方は調べて見てください。


暗いことばかり話しても気が滅入ってしまうので台湾に行った話でもしようと思います。
高校1年生の夏、家族で台湾旅行に行ったときのことです。私は兄と夜市の屋台を見歩いていました。
きらびやかなネオンの光や珍しい食べ物の数々に見とれていると、兄が私の腕を掴んできました。突然のことに戸惑って兄の顔を見上げますが、彼はただにやにやと笑うだけです。
一々気にしていても致し方ないだろうと思い無視していると、彼は私の手を臀部に押し付けました。
寸刻をおいて、携帯のバイブレーションのような振動が手に伝わってきました。兄は愉快そうに私を見て笑っています。
そのとき私は彼が何をしたのかを理解しました。あろうことか、彼は私の手の平に放屁をしたのです。
果たして人間が、このような暴挙に出ることが可能なのでしょうか。どんな生き方をしていたらこんな所業が行えるのでしょうか。
私が呆れ返っていると、視界の端に二人組の女性が映りました。彼女たちはひそひそと話していて、そのうち一方の女性はこちらのほうへ指をさしていました。指先はどうやら私達に向けられているようでした。
きっとあれは貴様の放屁を糾弾しているんだ、どうだ、参ったかとぬか喜びしたのもつかの間、私は彼女達が兄の放屁を認識できるはずがないと気が付きました。辺りは喧騒で放屁の音なんて聞こえないからです。
それではどうして彼女達は指をさしているのでしょうか。
私が顔を向けて目が合うと、彼女達はまるでおぞましいものでもみたかのように顔を引きつらせました。
彼女達の視線を追うと、私と私の腕を行き来していました。どうやら注目されているのは兄ではなく私だったようです。
私は自分の姿を客観視してみました。兄の行動に呆れ笑いを浮かべながら、手は依然兄の尻に……

……どこからどうみても男の尻を揉んでにやにやと笑っているようにしか見えません。
つまり、彼女達の目には私は公衆の目前で男の尻を揉みしだいて悦に浸っている変態野郎として映っていたわけです。
どうして兄に手の平に放屁された上で、見知らぬ台湾の女性に変態と思われなければいけないのでしょうか。
僕は前世でそんなに度し難い業を犯したのでしょうか。だれかたすけて。

よくわからない話になってしまったのでここまでにします。
次は井階さんととても仲良しな悠太郎さんお願いします。

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