リレー日記
入校生へ向けて。
投稿日時:2012/02/28(火) 00:07
こんばんは。向かいの和田さんからバトンを渡されました橋本が、『防衛医大のいいところ』を率直に書いていこうと思います。
このブログを読んでいる方は、入校が決まった方や、入校しようか考えている方がほとんどではないかと思います。私も、約1年前、この防衛医大に入校が決まってから、毎日のようにラグビー部のホームページを見ていたのを覚えています。『防衛医大ってどんなところなんだろう?』と、不安で仕方なかったからです。
私は、他の大多数の生徒と同じように、防衛医大が第一志望ではありませんでした。(笑)オープンキャンパスや学園祭の存在も知らず、高校でも『模試としてとりあえず受けてみたら?』としか言われた記憶がありません。(笑)なので、防衛医大についてはほとんど何も知らないまま入校したことになります。でも、心の中では、『防大みたいな大変な学校なんじゃないか』とか『きつくて辞めてしまわないか』とかいろいろ考えていました。結果から言えば、それらは杞憂に過ぎなかったといっていいと思います。
確かに、最初のうちは自衛隊『ならでは』のルールや伝統みたいなものになじむのに時間がかかりますが、私は『辞めたいな』とは思いませんでした。むしろ、厳しい時間を一緒に過ごしたことで、同期とのつながりというものが強く意識できたと思います。『同期』は、防衛医大以外ではあまり気にしないのかもしれませんが、勉強や部活や飲み会などを通じて育まれていく『友達以上恋人未満』みたいな関係じゃないかと思います。中には恋人以上になっちゃう人もいます。(笑)別に否定はしませんが。(笑)これは、防衛医大のいいところで、昨日も生化学の再試で追い込まれていた同じフロアの『同期』が夜遅くまで僕に質問してくれました。こうした助け合いは国試などの試験はもちろんのことそれ以降も続く医師としての仕事の中でも生きていくと思います。実際、大きな病院では、診療科間の連携がうまく取れていないことが多いのですが、防衛医大では『同期』のつながりが『診療科』のつながりを超えて存在し、連携がうまく取れているようです。これは防衛医大のいいところではないでしょうか。とにかく、同期の存在は大きいです。一生モノの出会いです。
次に、衣食住が保障され、そのうえお給料までもらえる大学は、全国80大学の医学部を探しても防衛医大しかありません。これは、私のようにあまり経済的余裕がない家庭の人間にとっては大変恵まれた条件だと思います。衣食住に関しては、地域での差があると思うので、詳しいことは言えませんが、お給料がもらえるのは非常に助かります。医学部の教科書は非常に高いし、部活動やオフの外食にかかる経費もバカになりません。私たちは、『授業を受けて勉強すること』を仕事とする国家公務員なので、バイトもする必要がないし、バイトでつぶれてしまう時間を自分の好きなことに使うことができます。これは防衛医大ならでは、のいいところだと思います。
また、1日のスケジュールがきちんと決まっているため、規則正しい生活を送ることができるのもメリットではないでしょうか。
以上のように、防衛医大にはいいところや防衛医大にしかないものがあります。ただ、どの学校にも言えることですが、いいところばかりではありません。恵まれた環境で勉強や部活動に専念できる一方、義務年限の存在やある程度の自由の制限があります。2chなどでの情報は鵜呑みにするべきではありませんが、これらのデメリットについては防衛医大のホームページなどで確認していただけるといいかと思います。
入校を決めた方も、迷っている方も、その保護者の方も、その他一般の方も、防衛医大について少しでも知っていただいて、いろいろ考えていただければと思います。
なお、入校が決まった暁には、ぜひラグビー部への入部をお待ちしています。にぎやかでいい部活です。人間のつながりがほかのどの部活よりも密で、ラグビーを通していい大人、いい医者になれると思います。(なお、進級をかけた定期試験前には『勉強会』も行われます。面倒見の良さもピカイチの部活だと思います。)
では、次は武川に書いてもらいます。よろしく。
このブログを読んでいる方は、入校が決まった方や、入校しようか考えている方がほとんどではないかと思います。私も、約1年前、この防衛医大に入校が決まってから、毎日のようにラグビー部のホームページを見ていたのを覚えています。『防衛医大ってどんなところなんだろう?』と、不安で仕方なかったからです。
私は、他の大多数の生徒と同じように、防衛医大が第一志望ではありませんでした。(笑)オープンキャンパスや学園祭の存在も知らず、高校でも『模試としてとりあえず受けてみたら?』としか言われた記憶がありません。(笑)なので、防衛医大についてはほとんど何も知らないまま入校したことになります。でも、心の中では、『防大みたいな大変な学校なんじゃないか』とか『きつくて辞めてしまわないか』とかいろいろ考えていました。結果から言えば、それらは杞憂に過ぎなかったといっていいと思います。
確かに、最初のうちは自衛隊『ならでは』のルールや伝統みたいなものになじむのに時間がかかりますが、私は『辞めたいな』とは思いませんでした。むしろ、厳しい時間を一緒に過ごしたことで、同期とのつながりというものが強く意識できたと思います。『同期』は、防衛医大以外ではあまり気にしないのかもしれませんが、勉強や部活や飲み会などを通じて育まれていく『友達以上恋人未満』みたいな関係じゃないかと思います。中には恋人以上になっちゃう人もいます。(笑)別に否定はしませんが。(笑)これは、防衛医大のいいところで、昨日も生化学の再試で追い込まれていた同じフロアの『同期』が夜遅くまで僕に質問してくれました。こうした助け合いは国試などの試験はもちろんのことそれ以降も続く医師としての仕事の中でも生きていくと思います。実際、大きな病院では、診療科間の連携がうまく取れていないことが多いのですが、防衛医大では『同期』のつながりが『診療科』のつながりを超えて存在し、連携がうまく取れているようです。これは防衛医大のいいところではないでしょうか。とにかく、同期の存在は大きいです。一生モノの出会いです。
次に、衣食住が保障され、そのうえお給料までもらえる大学は、全国80大学の医学部を探しても防衛医大しかありません。これは、私のようにあまり経済的余裕がない家庭の人間にとっては大変恵まれた条件だと思います。衣食住に関しては、地域での差があると思うので、詳しいことは言えませんが、お給料がもらえるのは非常に助かります。医学部の教科書は非常に高いし、部活動やオフの外食にかかる経費もバカになりません。私たちは、『授業を受けて勉強すること』を仕事とする国家公務員なので、バイトもする必要がないし、バイトでつぶれてしまう時間を自分の好きなことに使うことができます。これは防衛医大ならでは、のいいところだと思います。
また、1日のスケジュールがきちんと決まっているため、規則正しい生活を送ることができるのもメリットではないでしょうか。
以上のように、防衛医大にはいいところや防衛医大にしかないものがあります。ただ、どの学校にも言えることですが、いいところばかりではありません。恵まれた環境で勉強や部活動に専念できる一方、義務年限の存在やある程度の自由の制限があります。2chなどでの情報は鵜呑みにするべきではありませんが、これらのデメリットについては防衛医大のホームページなどで確認していただけるといいかと思います。
入校を決めた方も、迷っている方も、その保護者の方も、その他一般の方も、防衛医大について少しでも知っていただいて、いろいろ考えていただければと思います。
なお、入校が決まった暁には、ぜひラグビー部への入部をお待ちしています。にぎやかでいい部活です。人間のつながりがほかのどの部活よりも密で、ラグビーを通していい大人、いい医者になれると思います。(なお、進級をかけた定期試験前には『勉強会』も行われます。面倒見の良さもピカイチの部活だと思います。)
では、次は武川に書いてもらいます。よろしく。
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