リレー日記 2024/5
最近のラグビーイベント
投稿日時:2024/05/28(火) 22:05
メディカルセブンスが終わりました。負けて悔しかったです。
去年主将だった時、1回戦敗退で終わってしまったので後輩にいろいろ経験させられなかった分、責任を感じていました。
その分、今年はセブンスの練習の時、普段では考えられないくらい後輩に口うるさく指導したと思います。
それでも負けてしまったので、勝てなかった分、後輩にはなにか残って来年以降に繋げてくれればと思います。
さて、メディカルセブンスの少し前、医歯薬選抜と慶應体育会との試合がありました。めちゃくちゃ楽しかったです。
相手に高校ジャパンがいると知っていたので試合前からどのくらいすごいのか楽しみにしてました。
いざ、試合をしてみると大したことなかったです。個人でみても、慶應全体としてみてもレベル差はそこまで感じませんでした。やはり違ったのは相手には負けちゃいけないというプライドがあるのに対し、こちらは胸を借りようくらいの雰囲気で試合してる点だと思います。要はビビりすぎです。
昔からこの現象がよくあります。運良く、運動神経良く産まれたのでいろんなスポーツをしてきた中で、コイツはヤバいって思ったのは結局ごくわずかです。それに気づいたのが4年生くらいのときでした。もっと早く気づければ色んなスポーツで活躍できたと思うと悔しいです。
最近はそのことに気づいてから試合の際、すごく楽しめてる気がします。アタックは止められる気は全くしないし、ディフェンスでは全く抜かれる気はしないです。
後輩によく、どうやってディフェンスするのかとかステップどうやるんですかという質問を受けます。
答えとしては「ディフェンスは俺を抜いてみろよくらいの雰囲気でやる、アタックは止める自信がなさそうなやつの目を見て仕掛ける」のがポイントです。
もっと前のめりな後輩が増えるとシーズンがより盛り上がってくると思います。
人間の本質
投稿日時:2024/05/23(木) 22:13
こんにちは。防衛医科大学校ラグビー部6年の上妻楽です。
初夏の爽やかな風が心地いい季節となりましたが、皆さんどうお過ごしでしょうか。
夏の暑さも次第に感じられ始め、街行く人格好も軽やかになってきました。正直なところ、私は夏が大の苦手です。汗っかきにはどうしても夏は辛いものです。汗をかいた時のじめじめした感じはどんなに年齢を重ねても慣れません。自分が感じているあの不快感は一体みんなが感じているものと同じなのでしょうか。小さい頃はあまり気にならなかったのですが、年齢を重ねるごとに暑さが苦手になっているような気がします。実際に地球温暖化で夏も暑くなっているのか、はたまた所沢が暑すぎるだけなのか、原因は定かではありませんが。
よく見た目から夏が好きそうだと思われることが多いですが、本当に苦手です。日焼けしてるし、顔がかっこいいので勘違いされがちですが、めちゃくちゃインドア派です。どインドア派です。なんの予定もない休日は部屋でずっと寝てるかYouTubeとかNetflix観てます。じゃあ、なぜラグビーをしているのかと聞かれますが、それは僕にも分かりません。ひとつ言えることは、そこまで深く考えずフィーリングで部活を選んでいたということです。それでも10年以上ラグビーと共にしているので、本当にラグビーはやっててよかったのだと思います。
話は逸れましたが、やっぱり見た目で判断するのは良くないですね。初対面の人と話す時に、インドア派と言ってもネタだと思われて、あまり信じてもらえません。ルネサンス期の政治思想家である、かのマキャベリもこう言いました。「人は一般的に、内容よりも外見で判断する。内面を判断できる洞察力をもつ者はまれである。」すごくしっくりきます。500年以上前の人の言葉ですが、人間の本質というのは、何年経っても変わらないものですね。
法規走行
投稿日時:2024/05/12(日) 23:54
みなさんのゴールデンウィークの思い出は何ですか?
僕は何もありません。
部屋で気絶していたら終わっていました。
ということで冬休みの話をします。
昨年のクリスマス、僕は中国の国境にある町、東興市にいました。ここからベトナムに渡るためです。
越境した先の町・モンカイのバスターミナルで、今から一番早い時間でハノイに到着したい旨を伝えると、8人乗りのワゴンバスに乗せられました。
騙されました。
本来なら4時間弱でつくはずの道が7時間以上もかかりました。別に道が混んでいたとかスピードが緩かったとか、そういう訳ではありません。
むしろ今まで乗ったどの車よりも飛ばして走っていました。恐怖を感じるほどに。
ベトナムの高速バスには旅行者の間で「走る棺桶」という二つ名があり、その運転の荒さは昔から有名でした。僕もそれを聞いていたので、乱暴な運転については承知しているつもりでした。
実際、ありえない頻度でクラクションを鳴らしたり、当たり前のように向かいから逆走車が突っ込んできたりしましたが、数十分も乗っていれば慣れました。
問題は、この「走る棺桶」という名前が実態にそぐわないことです。この名前を聞くと、まるで乗客が死の運命に晒されているかのように思えますが、そうではありません。
僕が何よりも恐ろしかったのは、自分の乗っている車がいつ人を殺めてしまうかということでした。
道路を横断する歩行者やバイクを轢き殺しそうになった回数は十指に余ります。僕が感じていたのは、自分の死に対する恐怖ではありません。自分が殺人者の運転する車に同席し、人の死に加担してしまう恐怖でした。
そんなバスが目的地に到着するのが遅れたのは、途中で何度も寄り道をしていたためです。
ベトナムのバスは運送業を兼ねていることが多く、荷物の受け渡しであちこちに寄っていました。また、どこからか電話が掛かってきて突然の乗客を拾うこともありました。
結局誰一人殺すことなく無事に目的地のハノイに到着することができましたが、車に乗っていただけなのに疲労困憊してしまいました。他人の死を厭わない人以外はベトナムの高速バスに乗ることをおすすめしません。
その後も700kmバイクで走ったりパスポートを質に取られて帰れなくなりそうになったりしましたが長くなるので割愛します。
次は上妻です。
ゴキブリ
投稿日時:2024/05/09(木) 12:01
6年の池内です。
時の流れは早いもので、気づけば最高学年になってしまいました。
幕の選択や診療科の選択などが間近に迫り、国試の勉強も本格的に始まってきてなんやかんや忙しい毎日を過ごしているんですが、息抜きとして今個人的にテラフォーマーズをよむのにハマっています。
テラフォーマーズは、火星の地表を「コケ」と「ゴキブリ」を撒くことで暖めて人が住めるようにする「テラフォーミング計画」が実行された世界で、想定外の進化を遂げてしまったゴキブリと人類の大戦争を描いている漫画です。
僕自身虫がかなり苦手で、その中でもダントツでゴキブリが苦手なので毛嫌いして読んでいなかったんですが、
よくありがちなSF漫画とは違って独特でユニークな設定がベースになっていて、普段人類がゴキブリに対して有利な状況から立場が逆転した時にお互いどういうになるのかなど妙にリアリティのある考えさせられる話が多く、とても惹き込まれています。
2018年から作者の体調不良で5年半ほど休載していたんですが今年の5月から連載を再開したそうで今結構アツい時期なので、これを機に虫嫌いで毛嫌いしていた人も読んでみてほしいなと思います!
次は草間です!