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ブログ 橋本 悠さんが書いた記事

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原点へ[フォワード日和]

 written by 橋本 悠投稿日時:2016/10/29(土) 15:12

 341年前の今日は、ライプニッツが積分の記号に∫(長いS)を使用した日らしい。
数学が苦手だった私にとって、高校生以来この「∫」には忌まわしい思い出しかないのだが、そんな数学を学んだのも5年以上前のことになり、いよいよ学生として最後のイベント「国試」を迎えようとしている。あと3ヶ月、一生懸命勉強して、後輩の模範となれるように頑張りたい。
 さて、学生生活が最後になるということは、ラグビー生活も最後になるということだ。いま数えてみたが、最終戦まで30日もない。妙な達成感と寂しさとが入り混じった感情を覚えている。どちらかというと、寂しさのほうが強いのだが...。
 以前のブログにも書いた記憶があるが、私は高校生の時、早慶戦で慶応の選手がみせた「魂のタックル」に感動してラグビーを始めた。ラグビーを始めてから、さまざまなカテゴリーの試合をたくさん観てきて、数々のパワープレイや華麗なパスワークに感動してきた。しかし、やはり自分の原点は慶応のラグビーで、「センスがなくても、大きくなくても、がむしゃらに、これでもかというほどの気迫で刺さる」タックルに一番の魅力を感じる。その「タックル」を体現できるフランカーというポジションで最後のシーズンを迎えることができた。
 6年間本当にいろいろなことがあった。大きなケガを何回もしたし、試合に出られなくて悔しい思いもたくさんした。何度もラグビーをあきらめかけた。でも、あきらめずに、がむしゃらに頑張って、1部優勝にフランカーとして貢献することができた。
 そんなラグビーもあと1ヶ月でおわり。
 もう一度原点へ。
  魂のタックルで、もう一度頂点へ。

 

前へ[リレー日記]

 written by 橋本 悠投稿日時:2015/10/17(土) 23:02

 いよいよ明日は今年のシーズンの天王山、筑波大戦です。
昨年度に1部に昇格してきた勢いのあるチームであり、絶対に負けられない相手です。
ただ、特に気負うことなく、今までやってきたことを淡々とやり抜く、信じ抜く、それに尽きます。

さて、『前へ』と題した私のブログ(?)もそこそこ回数を重ねました。(今回でちょうど5回目。)
『前へ』というのは、明治大学のラグビーファン、否、一昔前の大学ラグビーファンなら誰しもが知っている言葉ですが、今は亡き明治大学ラグビー部監督、北島忠治氏が生涯一貫して説き続けた言葉と言われています。
私は、1-2年前にこの言葉に出会いましたが、シンプルながら含蓄があり、大好きな言葉の一つです。グラウンドでプレーするときは、『前へ』と思いながらプレーしているつもりです。(グラウンドの外でも...?)
明日は個人的な事情で試合には出られませんが、グラウンドでプレーする選手には『前へ』の気持ちをもって、60分間戦い抜いてほしいと思っています。
外されてもいいから、とにかく前へ出てディフェンスする。
絡まれても、タックルされても、倒れるまで愚直に足をかいて前へ出る。
迷ったらとにかく前へ。
前へ...。

前へ(雑談編)[リレー日記]

 written by 橋本 悠投稿日時:2015/09/08(火) 23:51

 しばらく日記が滞っているようなので、5年の橋本が間をつなぎます。1年の高橋は早く書いてね。いよいよ今週末は公式戦初戦ですね。責任学年として、バックローとして、出られない人の分の気持ちも背負って、頑張ろうと思っています。明治大学監督の故北島忠治氏は『絶対に勝て!』などとは言わず『練習通りやれ。』と言って、選手たちを試合に送り出していたそうですが、僕たちも、練習通り、自分たちのやること、やってきたことを信じ抜けば、必ず結果はついてくると思っています。緊張もするけれど、なんだか楽しみです。 ここから先はどうでもいい話ですが、責任学年になって、ラグビーを始めた原点を主将会の場で語る機会がありました。僕は『早慶戦を見て、これだ!と思ったから。』と答えた記憶があります。 魂のタックルとよばれる低いタックル、チャージやセービングといった泥臭いプレー...。僕が高校生だったとき、大学最強の早稲田に果敢に挑む慶応に感動したのを思い出しました。なんだか偉そうに語ってしまって申し訳ないですが、身長も体重も身体能力もない自分にとって、低いタックルや泥臭いプレーは今も常に心掛けていることです。公式戦でも、泥臭いプレーで、チームに貢献したいと思います。  

初詣[リレー日記]

 written by 橋本 悠投稿日時:2015/01/17(土) 22:10

 4年の橋本です。久々の更新となってしまいました。
 さて、本日私たちは、靖国神社へ初詣に行ってきました。各人さまざまな思いがあったと思いますが、何事も神様にお願いするだけでなく、自らが努力することが重要なのは言うまでもありません。
 ラグビーも勉強も手を抜くことなく、さまざまなことにチャレンジする1年にしたいものです。
 そのあとは遊就館で好評開催中の刀剣展を見学してきました。規模は小さかったのですが、見ていて感じることもありました。
 侍の時代が終わってしまった日本で、もっぱら鑑賞用となってしまった日本刀。見てくれる人もごくわずかでしょう。(たぶん)
 しかし、手を抜かずにひたすら鍛錬をつづけ、立派な刀を作り上げる。私たちのラグビーにも共通するものがある気がしました。
 スタジアムを埋める観衆がいるわけではない。でも、一生懸命練習する。それを誰かが評価してくれる。
 勝負事である以上、勝ち負けにこだわるのはもちろんですが、そこに至るまでのプロセス、日頃からの行いなどもしっかりしていかなければいけないと改めて思いました。
 

前へ。(その3)[リレー日記]

 written by 橋本 悠投稿日時:2014/07/16(水) 22:23

 今日7/16は1945年にアメリカが人類初の原子爆弾の実験である『トリニティー実験』を行った日らしい。来年で終戦70年となるが、いわゆる核の時代というものはまだまだ終わりそうにない。戦争によって、医療をはじめとしたさまざまな分野が発展したのも事実だが、それは数多くの無辜の市民の犠牲の上に成り立っているということを忘れてはならない。

 さて、今回は水分補給の仕方についていろいろ調べてみた。夏合宿や日ごろの練習で熱中症になってしまわないように、しっかりと自己管理をしたいものだ。ラグビーの練習中だけでなく、日常生活でも実践できると思うので、ぜひ参考にしてほしい。
 熱中症の対策としては、まず水分を取ることが重要。この際、塩分と糖分を適度に含んだスポーツドリンクなどが望ましい。(濃すぎると吸収に時間がよりかかるため、よくない。スポーツドリンクを2-3倍程度に薄めて飲んでみるといいのではないだろうか。ちなみに、飲んだ水が小腸で吸収されるまでにはだいたい20分かかる。渇いたときに飲んだのではもう遅いわけだ。)5-15℃程度に冷えたものがいいらしい。また、10-15分おきにこまめに水分を補給することが必要で、がぶ飲みは体を一気に冷やしてしまうので逆効果だとか。1回分はだいたい150mlが適量。多すぎると吸収されずに尿になってしまうだけだ。(早稲田のラグビー部ではスポーツドリンクを3倍に薄めたものと水の2種類を用意しているみたいです。)
 あと、練習後はオレンジジュース。糖分のほかクエン酸が含まれており、疲労回復に役立ちます。薬局でクエン酸を買ってもいいんじゃないでしょうか。
 加えて熱中症予防に役に立つのは、熱めの風呂に入ること。汗をかく習慣をつけておくことが大切。(水分補給は忘れずに!)さらには、わきの下や首筋、鼠径部などを冷やすこと。太い血管のある部分を冷やすのがポイントで、おでことかをピンポイントで冷やすのはかえって逆効果。
 まとめると以下のようになる。
1.のどが渇く前から、こまめに、適度に冷えた、やや薄めのスポーツドリンクを飲む。
2.日頃から汗をかく習慣をつける。
3.太い血管のあるところを冷やす。
 以上の点に気を付けて練習に臨んではどうだろうか?朝起きてコップ1杯、寝る前にコップ1杯水を飲んでみる。シャワーではなく風呂に入ってみる。だまされたと思って、少しずつやってみよう。
 
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